撮影日記 2026年1月~6月:季節を撮り歩く関東の道

撮影日記 2026年4月12日 群馬で寄り道しすぎて予定が崩壊した日(でも満足度は過去最高)
この日は、群馬県を攻めることになっておりました。
発端はシンプルで、「尖った岩山が見たい」という、なかなかクセのある家族からの要望です。普通は温泉とか言うんですけどね。うちは岩です。
とはいえ、ただ岩山を見るだけでは終われないのが私の性分。どうせなら何かと絡めたい。そんな中で見つけたのが、岩井親水公園。水仙と桜並木のコラボという、ちょっと珍しい組み合わせ。これはもう「行きたいモード」に突入です。開花情報は「散り始め」。ですが関係ありません。「なんとかなるっしょ」の精神で突き進みます。
この日は、岩山+桜という贅沢構成。ルートは「岩井親水公園」と「妙義山さくらの里」、あとはいつもの行き当たりばったり。計画性はあるようでないスタイルです。
起床は安定の4時。もはや目覚ましは不要です。体が勝手に動きます。外環から関越へと進み、約2時間で現地到着。すでに数名の撮影部隊がスタンバイ。「散り始め」との情報通り、桜はやや終盤、水仙も手前は少しダメージあり。ああ、先週だったか…と思いつつも、春は選択肢が多すぎるので仕方ない。
それでも、間違いなくポテンシャルの高い場所。満開ゾーンを探して「満開っぽく撮る」という、撮影者あるあるのテクニックを発動。こういう小細工、嫌いじゃありません。のどかでいい場所だなと思いつつ、早くもリベンジリスト入り確定です。
ここで妻から一言。「中之条ガーデンズ花桃の丘、近いよ」
検索。
「え、なにここ、めちゃくちゃ綺麗じゃん」
なんで今まで知らなかったんだろうというレベルのスポット発見。こういう瞬間、テンション上がります。即ルート変更。こうして予定は崩れていきます。
現地到着。ただし開園前。仕方なく上の道から“外側鑑賞”。でもこれが十分すぎるほど綺麗。山の上から見える景色も含めて、「ここ絶対ちゃんと来るやつだ」と確信。撮影しながら、未来の自分に宿題を投げておきます。
さて次は、妙義山さくらの里。この日は日曜なので「遅くても15時には帰ろうね」という、平和なショートプランのはずでした。
…この時までは。
まず狂い始めたのが、景色の強さ。群馬、ちょっと反則です。そこらじゅうが綺麗すぎる。
第一の誤算が、岩櫃山。郷原駅 付近から見える岩山と桜の組み合わせが見事すぎて緊急停車。予定外の撮影。もうこの時点でスケジュールは崩壊し始めています。
その後、お腹が空きすぎて町のラーメン屋へ避難。味噌ラーメンと餃子がうますぎる。こういう店、だいたい当たりです。町中華、裏切らない。
さらに進むと、今度は左手に見事な枝垂れ桜。気づけば吸い込まれるように立ち寄ったのが、大運寺。これがまた大当たり。石垣と桜の組み合わせが美しく、「なんで今まで知らなかったんだろう」本日2回目。
ここで出会った方から「妙義神社もいいですよ」との情報。こういう“現地情報”、断る理由はありません。即採用です。
妙義神社、到着。
階段、急。めちゃくちゃ急。軽い登山です。
でも、その分景色は最高。石垣と桜、そして神社の雰囲気。来てよかったと思える場所。さっきの方、ありがとうございますと心の中でお礼。
そしてようやく、本日のメインイベントその2、妙義山さくらの里へ。
来ました。
ソメイヨシノ満開+切り立った岩山。
「やっほー!」
完全にテンションが小学生です。切り立った山々を見ながら「絶対登れないな」と冷静な判断を挟みつつ、ひたすら撮影。岩と桜、この組み合わせ、やっぱり強い。
こうして振り返ると、完全にショートではなくロングコース。予定は崩壊。でも満足度は過去最高クラス。
たぶん明日の月曜は、ちょっと疲れてると思います。でもいいんです。これだけ見て、これだけ撮って、満足してるのであれば、それはもう“勝ち”です。
群馬、ちょっと強すぎました。
また来ます。確実に来ます。
そして次は、もう少し計画的に回ろうと思います。
…たぶん無理ですけど。
撮影日記 2026年4月11日 チューリップに振り回されて1日が終わった大人の記録
さてさて、やってきました。ソメイヨシノが散り、心にぽっかり穴が開くこの季節。その穴を埋めるかのように始まるのが――チューリップ祭り。英語で言うとチューリップフェス。…いや、どっちでもいいんですけどね。言い方を変えても、やることは同じです。見て撮るだけです。
今週の土曜日は、勝手に三本立て。
・あけぼの山農業公園
・佐倉ふるさと広場
・東京ドイツ村
…おっとこれはサザエさん方式。日曜ではなく土曜にやるあたり、若干の反抗期です。
金曜日の午後。デスクに向かいながら、頭の中は仕事90%、撮影スポット10%。本当です。逆ではありません。断じて違います。たぶん。候補には国営ひたち海浜公園や芝桜、花桃などもありましたが、ピークは来週以降。「今じゃないな…」と珍しく冷静な判断。そんな中、Instagramで流れてきた東京ドイツ村のチューリップ…めちゃくちゃ綺麗。はい、決定です。人は3秒で予定を変える生き物です。
まずは安定のホームグラウンド、あけぼの山へ。いつものセブンでBOSSカフェオレを買い、“朝活の儀式”を済ませて出発。車内BGMは謎のアーティスト。Pitchfork高評価という理由だけで再生。昔はCD一枚買うのに悩んでいたのに、今は「良いらしい」で即再生。便利になったのか、雑になったのか。たぶん両方です。
柏で高速を降りてからの、永遠の田んぼ道。そしてこの日の敵――霧。もうね、前が見えない。「これは撮影どころじゃないのでは?」と思いながらも進むのが、引き返さないタイプの人間の弱さです。途中、橋や電車が浮いて見える幻想的な景色。本当はここも撮りたい。でも止まれない。だいたい良い景色は止まれない場所にあります。
現地到着。早いと思ったら、すでに100人以上のガチ勢。「まだまだ甘いな…」と自分に言い聞かせながら、三脚は諦め手持ちで参戦。この時点で半分負けています。しばらくすると太陽が顔を出す。「ああ、やっぱり綺麗だな」ここは本当に優秀な撮影スポット。チューリップもひまわりもコスモスも全部優等生。軽く撮影して満足、次へ。
ドイツ村へ向かう途中――「あれ?」少し寄り道すれば佐倉ふるさと広場がある。しかも工事中だけど一部見れるらしい。…寄りますよね。通り道なら普通。ここがまた、いい意味でコンパクト。でもしっかり綺麗。チューリップに加えてネモフィラまで。完全にサービス過剰。撮影者も少なくかなり快適。「こういう穴場が一番いいんだよな」と、帰り際には誰もが言うセリフを心の中で再生。
そして本日のメインイベント、東京ドイツ村。9時前に到着し車内待機。開園前のこの時間、なんか好きです。少し早めにゲートオープン。こういう小さなラッキー、好きです。中に入ると――カラフル。とにかくカラフル。「これは勝ったな」誰と戦っているのか分かりませんが勝ちです。高低差のある地形で奥行きも出る。撮影しやすい、非常に良い設計。昭和記念公園も素晴らしいですが、ここも全然負けてない。むしろ好きかもしれない。
気づけば長時間撮影。満足。完全に満足。ただ芝桜は少ししか撮れず。人間、欲張るとダメですね。ここで一旦帰宅。なぜなら帰宅指令が出ているからです。これ、最重要ミッションです。
そして午後の部。向かったのは常陸風土記の丘の枝垂れ桜。少しピークアウト気味。でも「来れなかった後悔」より「行った微妙」の方が良い。これは人生の真理です。現地はお祭りモード。コスプレの方々も多数。忍たま?鬼滅?よく分かりませんが楽しそう。こちらはただのカメラおじさん。ジャンルが違います。
枝垂れ桜はやや終了気味。でも確信しました。「ここ、満開の時ヤバいやつだ」ということで来年のリベンジリスト入り決定。リストだけはどんどん増えていきます。帰りは道の駅で食材を買い込み撤収。
こうして振り返ると、チューリップ3本+枝垂れ桜1本。完全にやりすぎです。それでも思うんです。これだけ動いて、これだけ見て、まだ「次どこ行こう」と考えている自分。たぶん、ちょうどいいくらいにハマってる状態です。いや、ちょっと超えてるかもしれません。
撮影日記 2026年4月8日 水曜の朝4時からチューリップ撮って出社する人間の言い訳
水曜日の犯行記録(仕事はしているつもりです)
またしても平日です。しかも、ど真ん中の水曜日。逃げ場なし。言い訳も効きにくい曜日ランキング堂々の1位です。とはいえ春。そう、春なんです。
春になると、日の出が早くなる。つまり、人間の理性より先に太陽が起きる季節です。こうなるともうダメです。こちらも起きるしかない。この日も、定刻の4時起床。もはや「早起き」ではなく「通常運転」です。
朝活とは何か?それは、出社前に写真を撮りに行って、なかったことにする高度な自己満足活動です。夏至に近づくこの時期、東京の日の出は4時台。つまり、少し気合いを入れれば、日の出を撮って、余裕で会社に間に合うという、社会人としてギリギリ許される遊び方が成立します。この“ギリギリ許されるライン”を攻めるのが、朝活の本質です。
というわけで、この日の目的地は猿江恩賜公園のチューリップフェス。ホットコーヒーを片手に、車にイン。この時点でまだ世間は寝ています。勝ちです。
BGMは最近お気に入りのElmiene。どこかBabyfaceを思わせる、甘くて少し懐かしい空気。「これは今日、いい写真撮れるやつだな」などと、根拠のない自信を抱きながら首都高を流すこと約30分。到着。早すぎました。
公園あるあるですが、早朝は“ガチ勢”ではなく“健康勢”が多い。ウォーキング、ラジオ体操、犬の散歩。そこに紛れ込む、カメラを抱えた謎の男。「この人、何撮ってるんだろう…」という視線を、全身で浴びながら心の中で叫びます。「チューリップです!!!」声には出しません。大人なので。
しかしここで問題発生。都内の公園、ビルに囲まれているため、光が来るのが遅い。チューリップはいる。自分もいる。でも、光がいない。完全に主役不在の現場です。
待つしかない。ただ、こちらは出社前。タイムリミット付きの人生です。そして、ようやく――ほんの一部に、光が差す。「来た!」シャッターを切る。切る。切る。…終了。
滞在時間の9割が待機、1割が撮影という、効率の悪さで言えばトップクラスの朝活でした。ここでひとつ学び。朝活の極意:光が当たる場所を選べ。これに尽きます。
例えば、以前行ったあけぼの山農業公園や水元公園は、朝の光が入りやすく、圧倒的に戦いやすいフィールド。場所選び=勝敗です。
とはいえ、この日の収穫はわずか。でも、それでいいんです。朝活は結果ではなく、「この場所は何時が正解か」というデータ収集活動でもあるので。負けではない。次に活きる敗北です(便利な言葉)。
帰り道、少しだけ渋滞。そんな時のお供はAudible。今聴いているのは「殺し屋の営業術」。これがまた面白い。内容は言えませんが、完全にながら聴きのレベルを超えてきます。
気づけば週に5冊ペース。1.7倍速が標準になり、1倍速がスロー再生に感じるという、軽く人間の処理能力を超え始めています。
そして会社到着、7時30分。始業前ですが、仕事開始。えらいですね。自分で言うのもなんですが、「朝4時から遊んでる人の動きではない」です。
ちなみに私は勝手にフレックス制を採用しています。早く来る代わりに、残業はしない。なぜなら――9時に寝るからです。完全に小学生の生活リズムです。
それにしても思うのは、写真って土日だけの趣味じゃないんですよね。仕事の前でも、後でも、ちょっとした時間で非日常に触れられる。むしろ、限られた時間だからこそ、一枚の重みが増す気がします。
というわけで、水曜日の朝からチューリップを撮りに行き、何食わぬ顔で出社するという、社会人としてギリギリのラインを攻めた一日でした。たぶん、またやります。
撮影日記 2026年4月5日 晴れたら負け。3時間半で熊谷まで行って帰ってきた話(その後ステーキ)
前日は友人との集まり、そして雨。つまり撮影はなし。さらにこの日も関東は雨・曇り予報。「これは久しぶりにゆっくりできるやつだな」と判断して、6時起床。普段からするとだいぶ遅めで、体に優しい朝です。午後からは家族ミッション。ブロンコビリーで肉とサラダを食べまくるという、なかなか重要なイベントが控えています。これはもう完全オフ。そう決めて、コーヒー片手にパソコンを開き、金曜日に撮った写真を整理しながら穏やかな時間を過ごしていました。
と・こ・ろ・が。
ふとカーテンの隙間から一筋の光。「あれ?」と思ってもう一度見る。…晴れてる。いやいや、今日は曇りと雨のはず。時刻は8時半。「なんだよ、晴れてるじゃん。もっと早く言ってよ」と、誰に向かっているのかよくわからない文句を言いながら、テンションだけはしっかり上昇。そして出てくるお決まりの一言。「ちょっとだけ、行ってきていい?」この“ちょっとだけ”が信用されないことは、こちらも十分理解しています。「14時までには戻るから」とブロンコビリーを担保に交渉成立。視線の温度はやや低めですが、出発です。
持ち時間は約3時間半。近場の見沼田んぼで手堅くいくか…と考えたところで、どこからともなくもう一人の自分が現れます。「行きたいって言ってた場所、あったよね?」はい、出ました。今年こそ行くと決めていた熊谷桜堤と元荒川。検索すると片道約60分。現地で各30分なら…計算上はいける。いや普通はいかない。でもこの時点でスイッチは完全に入っているので、冷静な判断は一旦棚上げ。気づけば外環から関越へ。
ところが進むにつれて、空は順調に曇りへ。「さっきの晴れ、どこいった?」と思った頃には、もう戻るには惜しい距離。毎回このパターンです。それでも「まあ撮れればいいか」と自分をなだめつつ到着したのが元荒川の桜並木。あとから知りましたがスポットは点在しているようで、今回は熊谷エリア。目印は近くのセキ薬品あたり。もちろん駐車場は使っていませんよ、ここ大事です。光は弱く、コントラストも出にくいコンディション。それでも一通り撮影して、「これは来年リベンジだな」と未来の自分に宿題を一つ追加。



続いて熊谷桜堤。到着してまず思ったのが、「これはもうイベント会場だな」という混雑ぶり。人、人、人。なんとか駐車して、最低限のカットだけ押さえて撤退。ここは完全に“早朝専用スポット”と認定です。スケールは圧倒的。だからこそ、ちゃんと撮りたい。はい、ここも来年リベンジ確定。


時間はすでにギリギリ。普通ならここで帰りますが、もう一箇所だけと寄ったのが深谷グリーンパーク(パティオ)。チューリップと桜が同時に撮れる、なかなか欲張りな場所です。前日の雨の影響を心配していましたが、状態はむしろ良好。「おお、いいじゃん」と思いつつ撮影。ただし人もそれなりにいるので無人カットは断念。この日だけで「来年はこう撮る」がいくつも増えました。毎年同じことを言っている気もしますが。




というわけで全力で撮影して、そのまま急いで帰宅。時間は…しっかり間に合いました。こういうところだけ妙に帳尻が合うのが不思議です。そしてそのままブロンコビリーへ。朝からコーヒー1杯だった体に、サラダバーがやたらと染みる。というより、吸収のスピードが違う。たぶん体の方も「やっと来たか」と思っていたはずです。
写真としては正直、納得しきれない部分もあります。天気もタイミングも万全ではなかった。それでも「あ、晴れてるかも」と思った瞬間から動いたこの一日は、なんだかんだで楽しかった。計画性ゼロ、準備不足、時間制限あり。それでも動いたからこそ見えた景色もある。…まあ来年はちゃんと準備します。たぶん。
そんなこんなで、桜とステーキにきっちり振り回された、なかなか密度の高い一日でした。
撮影日記 2026年4月3日 フロム・ドーン・ティル・ダスク(途中ちゃんと仕事してます)な桜の日
この日の作戦コードネームは「フロム・ドーン・ティル・ダスク(途中仕事含む)」です。このタイトルでピンときた方、だいたい同世代。あの頃はちゃんと映画館に行っていた側の人間です。本家は夜スタートですが、こちらは朝4時スタート。内容もバイオレンスではなく、“桜を逃したくない人間の静かな抵抗”という、だいぶ生活感のある話です。
そういえば最近、映画を見なくなりました。去年は「国宝」を観に行こうかなと思いつつ、その“かな”のまま自然消滅。最近はAudibleで本を聞きながら、YouTubeを少しつまむ程度で満足しています。効率はいいけど、没入は浅い。このあたり、少し見直したいところです。…と言いつつ、たぶんしばらくはこのままです。
さて現実。この週末は両日とも曇りと雨。普通なら「今週は見送り」が正解です。ただ、桜に関してはその“普通”がまったく機能しません。「これで終わるかもしれない」この一言で判断基準はあっさり書き換わります。はい、今回も例外なく書き換わりました。
そこで今回の動きはシンプルです。朝に撮る→仕事→抜けて撮る→戻る→もう一度撮る。文章にすると少し危ういですが、これは“時間の再配置”。サボりではありません。ここは静かに強調しておきます。
最初は尾久の原公園。会社から30分。近い=行く理由としては十分です。ただし直行はせず、一度会社に寄ってPCを立ち上げ、軽く作業。これで「ちゃんとやってから出てます」という空気を自分の中にセット。早朝の都内は不思議と優しく、同じ道でも少し違って見えます。車内ではLadytron。どこかPet Shop Boysを思い出す質感で、この時間帯にちょうどいい。



現地の桜はというと、やや判断が難しい状態。咲いているところはきれいですが、全体としてはこれからなのか終わりかけなのか、少し曖昧。たまたま話した方も「今年よくわからないんだよね」と同じ結論でした。桜側も迷っているのかもしれません。とはいえ咲いている場所を選んで淡々と撮影。こういう日は、深入りしないのがちょうどいい。
軽く撮って、そのまま何食わぬ顔で仕事へ。この切り替え、年々スムーズになっています。昼は戸田の荒川土手へ。マクドナルドをドライブスルーして、そのまま「戸田桜づつみ」へ直行。滞在は約1時間。ポイントを絞ってテンポよく撮影。このくらいの制限がある方が、むしろ判断は速くなります。人間、時間があると迷う生き物です。



その後また何食わぬ顔で業務復帰。本日このスキルを何回使っているのかは数えないことにします。夕方はトラブルもなく16時に終了。「たまにはいいでしょ」と便利な一言を添えて再出発。まずは荒川運動公園桜堤。安行桜・ソメイヨシノ・八重桜とコンパクトに揃っていて、短時間でもしっかり満足できる場所です。


続いて川口神社。こちらはやや葉桜寄りで、ほんの少しタイミングがずれた印象。桜は毎年、ほんの数日でこちらの都合を軽く置いていきます。

そして、赤羽側の荒川土手。「北区立荒川赤羽桜堤緑地」でも軽く撮影。


最後は隅田川の桜まつり。初訪問でしたが、両岸に広がる桜はやはり見応えがあります。ただ時間帯はやや難しい。夕方から夜にかけては光が安定せず、設定も少し迷子気味。「これで合っているのか」と思いながらも、そのまま撮り続ける。この時間も含めて、悪くありません。




写真としては少しだけ不完全燃焼。それでも一日としては十分満足です。朝に動いて、仕事を挟んで、また外へ出る。少し忙しいですが、このリズムは嫌いではありません。たぶん来年も同じことをやっています。そのときもまた、きっと言っているはずです。「今日は軽く」と。
撮影日記 2026年3月29日 「今日は軽めに」のはずが桜スポット6ヶ所。またしても理性が満開に負けた。
この日は単独行動です。前日は静岡〜山梨のロング遠征で、帰宅は21時前。朝から晩まで動き倒して、普通なら「今日は休むか」となるところですが、そこはいつものパターン。「いや、まだいけるな」で決定です。とはいえ完全無敵ではないので、ほんの少しだけ自分に優しくして、4時30分起床。自分の中ではだいぶ遅い部類に入るので、ちょっとした回復日扱いです。土日はとことん動いて、月曜の午前中に力尽きる、これがいつものリズム。効率が良いのか悪いのかはさておき、体はちゃんと覚えているようです。
今日はちゃんとブレーキも用意しています。「お昼には帰る」。この一言があるだけで、なんとなく大人の判断に見えるのが不思議です。持ち時間は約6時間。本当は目黒川も気になっていたのですが、開花状況を考えると少し早そう。東京か埼玉か、金曜日の夜にそれなりに悩んで出した結論は「埼玉方面だー!」。最終的には勢いですが、こういう決断の軽さはフットワークの軽さに直結するので、良しとします。
今回の軸は「さくら堤公園」。昨年、曼珠沙華を撮影してインスタが少しだけ跳ねた場所で、個人的に“いい流れが来る場所”という認識があります。人はこういう成功体験に弱い。完全に験担ぎです。そこを中心に組んだのが、午前中だけで回る桜ルート。都幾川桜堤、日枝神社(田黒)、さくら堤公園、城ヶ谷堤、放光寺、慈眼寺。我ながら思います。「これ、6時間で回る量じゃないな」と。ただ、不思議といける気がするんですよね。この“いける気がする”はだいたい信用ならないのですが、今回はそのままGOです。
最初は都幾川桜堤。到着してまず感じたのは静けさ。人がいない。ウォーキングの方がぽつぽついる程度で、いわゆる撮影勢の姿はなし。ちょうど日の出直後で、少し霧が出ていて、逆光で撮るとやわらかく滲むような描写になる。これはこれでかなり好みです。一方で空を背にすると青がしっかり出て、同じ場所でも全然違う表情になるのが面白い。ただし並木全体としてはまだ満開ではないので、咲いているポイントを探して移動。ここで発動するのが“満開風構図”。フレームの中だけ季節を進める技術、今日も元気に使っています。



続いて日枝神社(田黒)。ここは先週ほとんど咲いていなかった場所で、今回がリベンジ。近づいた時点で「あ、今日は違うな」とわかる空気感。満開の枝垂れ桜が境内を包み込んでいて、小さな空間なのに密度が高い。ここ、個人的にかなり好きです。人が少ないのもあって、静けさの中でじっくり撮れるのが良い。ここで毎回思うのが“パワースポット分散説”。人が多いとパワーが分散している気がして、少ない場所ほど濃い気がする。科学的根拠はゼロですが、体感としては妙に納得感があります。しっかり“充電”して、次へ。

そして本日のメイン、さくら堤公園。到着してすぐに「これは当たりだな」と確信。桜と菜の花のバランス、そして朝の光。堤の上から斜めに差し込む光で、菜の花がほんのり発光しているように見える。この時間帯ならではの美しさです。しかも人が多すぎない。構図を作る余裕があるというのは、撮影的にはかなり大きい。広く撮っても、寄っても成立する。これは楽しいやつです。気づけば同じ場所で何度も立ち止まり、似たような構図を微妙に変えて撮り続ける。こういう時間、完全に没入してます。




そのまま城ヶ谷堤へ移動。ここはコンパクトながら、桜と菜の花の距離感がちょうど良い。人の気配もどこか穏やかで、レジャー感が強い場所です。「ここでお弁当とか最高だろうな」と思いつつ、自分はひたすらファインダーを覗いている。方向性は違いますが、どちらも休日の正解です。


すぐ近くの放光寺へ。一本の枝垂れ桜が印象的で、形がとても良い。枝の流れ方、広がり方、どこから見てもバランスが取れている。最近、完全に枝垂れ桜にハマっています。ソメイヨシノの華やかさとはまた違って、どこか落ち着きがあって、見ていて飽きない。撮る側としても、構図の自由度が高くて楽しいです。


そして最後に慈眼寺。ここも先週は咲いていなかった場所。到着して見上げると、見事に満開。こういうタイミングに当たると、「ちゃんと動いてよかったな」と素直に思えます。お寺と一本桜、この組み合わせはやっぱり強い。背景がシンプルな分、桜の存在感が際立つ。最後にしっかり締めてくれました。



気づけば午前中だけでかなりの桜を堪能。並木、枝垂れ、菜の花との組み合わせと、バリエーションも豊富。約束通りお昼前には撤収です。この“ちゃんと帰る”を守れると、ちょっとだけ自分を褒めたくなります。
帰りの車内では、ThundercatやJojiを流しながら、軽く眠気と戦う時間。朝から動いているので当然といえば当然ですが、音楽のおかげでなんとか持ちこたえる。ふと「今週のAudibleの本もよかったな」とか「次どこ行こうかな」とか考えているうちに帰宅。近場はやっぱり強いです。
帰宅後はお昼ご飯を食べて、そのまま買い出しへ。我が家の台所、オーケーとロピア。この2つが近くにある安心感はかなり大きい。食材とお酒をしっかり補充して帰宅。早めにお風呂に入って、ご飯を食べて、そのまま就寝。この流れ、無駄がなくてとても良い。
今週もよく動きました。というか、少し動きすぎた気もしますが、このくらいがちょうどいい。来週の天気予報を見て、「雨か…どうするか」とすでに次を考えているあたり、だいぶ仕上がってます。
撮影日記 2026年3月28日 規模感バグってた──静岡から山梨、桜と総本山にたまげた話
この日は、一段と早起きです。というか、もはや、早起きの領域を超えてます。早朝3時起床。目覚ましが鳴る前に目が覚めるあたり、完全に遠足前の小学生モードです。しかも誰にも褒められないタイプのやつ。
理由はシンプル。静岡県の大石寺で満開の桜を見たい。ただそれだけ。人はここまでシンプルな理由で、ここまで早く起きられるのかと、自分でも少し引いています。
春になると毎年思うんですけど、お天気の神様、桜に厳しすぎません?満開のタイミングで、雨・突風・気温低下のコンボ。「今じゃないでしょ!」と毎回ツッコミたくなる。しかもこちらは週末限定の撮影スタイル。“週末×晴れ×満開”という、なかなかの無理ゲー設定です。
そんな中での晴天予報。これはもう、行かないと逆に怒られそうなレベル。
4時前には出発。外環、首都高、東名高速と流れるように進みます。まだ暗い車内で、温かいコーヒーをすすりながら、Emi Mariaの新曲、「春夏秋冬」をリピート。こういう時間、ちょっとだけ自分に酔ってます。誰にも見られてないのでセーフです。
しばらく走っていると、「あれ…富士山見えないな」と思ったその瞬間、突然現れる富士山。雲の上に頭を出し、朝日で赤く染まる姿。美しい。というか、ちょっと神々しすぎて怖いレベル。ただし、その瞬間、私は運転中。そう、撮れない。カメラは助手席で静かにしている。君、今じゃないのよ。
最初の目的地、龍巌淵に到着。桜は満開手前。でもこれはこれで良い。問題は富士山。さっきまであんなに主役だったのに、ここに来た途端、雲の中へ。急にシャイになるのやめてほしい。

それでも30分ほど粘って、雲の隙間から見える瞬間を狙って撮影。自然相手なので、こちらが合わせるしかない。こういう待ち時間も含めて、撮影だよね…と自分に言い聞かせるタイプです。
気を取り直して、メインイベント。大石寺と常灯ヶ峰へ。道中がすでに強い。茶畑の緑、桜のピンク、そして富士山。「はい優勝」って言いたくなる景色が続きます。
常灯ヶ峰に到着。満開のソメイヨシノと富士山。シンプルなのに完成度が高い。構図を変えたり、立ち位置を微妙にずらしたり、「いやさっきの方が良かったな」と戻ったり。これ、撮影あるあるですよね。気づけば同じ場所をうろうろしてるやつ。


そして大石寺へ。ここ、完全に想像以上でした。広い。そして桜が多い。そして美しい。つまり、動けない。参道の枝垂れ桜がとにかくすごい。視界に入る情報量が多すぎて、脳内処理が追いつかない感じ。「やばい」しか出てこない語彙力の限界状態。







そしてここで思うわけです。
「日蓮正宗の総本山、やっぱりすごいな」と。
これはもう、納得の“総本山感”。言葉にすると軽くなりますが、現地はちゃんと重厚です。
撮っても撮っても終わらない。終わる気がしない。これは危険な場所です。時間泥棒。
なんとか自分を引き剥がして、次へ。山梨県の久遠寺へ向かいます。
途中の上稲子の棚田。こういう場所、大好きです。水が入ったらさらに良いだろうなと思いながら、「また来るリスト」にしっかり追加。リストだけはどんどん増えていきます。

道の駅で食べたお蕎麦が、びっくりするくらい美味しい。こういう日は何食べても美味しい説ありますね。いや、ちゃんと美味しいんですけど。
久遠寺に到着。ここでも思うわけです。
「日蓮宗の総本山も、やっぱりすごいな」と。
同じ“総本山”でも雰囲気が違うのが面白い。こちらは山に抱かれている感じで、少しやわらかい印象。



シャトルバスに乗り、あの有名な急階段へ…のはずが、「今日はまだ先があるし」「膝もちょっと気になるし」「タイパも大事だし」と、見事な言い訳三段活用で回避。結果、乗り合いタクシー。文明の利器、ありがとう。

上に着くと、少し見頃は過ぎ気味。でもそれでも十分綺麗。そして上から見下ろすあの階段。「あれ登るのか…」と他人事のように眺める自分。いや、さっきまで当事者だったんですけどね。


そしてこの日、じわじわくるのが、
「総本山を一日に二つ巡っている」という事実。
なかなかのパワーワード。ちょっとだけ自分に感心してます。



そして最後、わに塚のサクラへ。ここに来て空が怪しくなり、富士山はフェードアウト。今日は本当に、タイミングとの戦い。
現地はかなりの人出。無人撮影はほぼ無理。こうなると発想を変えるしかない。引きで撮る、周囲も入れる、その場の空気ごと写す。これもまた楽しい。

でもやっぱり思うんですよね。「ここ、富士山と合わせたら絶対やばいな」と。はい、リベンジ確定です。
帰りは東名高速。夕方の上り、はい渋滞。知ってた。でもこの日はなぜか穏やか。たぶん、満足度が高いと渋滞のストレスも軽減される仕様です。人間、単純。
帰宅は21時前。体はそこそこ疲れているはずなのに、気持ちは妙にスッキリしている。この感覚、ちょっとクセになります。
そして待っているのは、写真整理という現実。でもこれも楽しい時間。今日の景色をもう一度なぞるように。
次はどこへ行こうか。そんなことを考えながら、またきっと早起きするんでしょうね。目覚ましを少し遅らせる努力はしてみますが…たぶん、私より先に目が覚めます。
撮影日記 2026年3月22日 うまくやるつもりが、だいたい詰め込みすぎる。枝垂れ桜、浅草、六義園を欲張りすぎた春の一日
この日も、なかなかにバタバタした一日です。これがいわゆるマイスタイル。周りから見たら少し迷惑なんじゃないかという自覚も、ちゃんとあります。認知済みです。はい。
この日の予定は二本立て。午前中は東京駅で「X(旧ツイッター)」の運用について専門家の方と打ち合わせ、その後は友人と合流して撮影へ。完全に巻き込み型です。ありがたいことに、付き合ってくれる友人がいるのが救いです。
最初の待ち合わせは9時。それまでどうするか。前日の疲れはなぜかほぼゼロ。基本的には元気なのですが、なぜか月曜の朝だけ異様に疲れているタイプで、社会人としてどうなのかという自覚はあります。
前日は埼玉方面の枝垂れ桜を堪能したので、この日のメインはリベンジ案件。浅草寺の枝垂れ桜です。去年「満開ですよ」の翌日に訪れて、見事に散り気味という苦い経験をしているので、今年は慎重です。情報をしっかり集めて「今年は外さない」と密かに誓っていました。そしてこの日は晴天。これはもう行くしかありません。
…ただ、その前に少し時間があるとなると、やっぱり欲が出ます。そこで見つけたのが、千葉県市川市の「真間山弘法寺」。枝垂れ桜が見頃とのことで、これはもう寄る流れです。
というわけで、朝は4時30分起床。少し遅めです。だいぶ感覚がおかしい気もしますが、もう慣れました。家族を起こさないように抜き足差し足で準備。ちなみに我が家は私以外全員夜型。見事に生活リズムが逆です。
外環で千葉方面へ進み、三郷を越えたあたりで「あれ、意外と近いな」と思っているうちに到着。住宅街の奥、小さな山の上にあるのが真間山弘法寺です。まだ薄暗い時間のお寺は少し非日常的で、静かで、人もいなくて、ちょっとだけ背筋が伸びる空気感。こういう場所で一人撮影していると、不思議とエネルギーを感じます。たぶん気のせいですが、それも含めて楽しい時間です。

枝垂れ桜とお寺をゆっくり撮影して、「来てよかったな」と素直に思えるいい場所でした。こういう出会いがあるから、寄り道はやめられません。

さて次は本命の浅草寺。ここはつい先日も来ているので多少の学習済み。混雑前に入ることがすべてです。大外の門付近に車を止めて急いで境内へ。この時間はまだ人も少なく、撮影できる貴重なタイミング。枝垂れ桜もきっちり満開で、去年のリベンジ達成です。
下から見上げたり、しゃがんだり、カメラとスマホを行き来しながら撮影。こういう時間はやっぱり楽しいですね。


…と、ここで満足している場合ではありません。次は東京駅。「X(旧ツイッター)」の運用についての打ち合わせです。最近、Googleスプレッドシートを使った自動投稿の仕組みを組んでもらい、それをどう活用していくかの相談。東京駅近くの本屋カフェで小一時間ほど。落ち着いた空間で、なかなかいい時間でした。近々本格運用に入る予定なので楽しみです。
その後は友人と合流。…が、なかなか見つからない。お互い近くにいるはずなのに会えない現象、たまにありますよね。少しウロウロして無事合流。そのまま車で六義園へ向かいます。
ここも枝垂れ桜の名所で、当然のように満開。混雑を覚悟していましたが、駐車場は意外とスムーズに確保。この日はなぜか駐車場運がいい日でした。少し曇りがちでしたが、何とか撮影。有名スポットらしく人は多めですが、それも含めて季節の風景です。




そしてもう一か所、谷中の長明寺へ。商店街の近くにある、枝垂れ桜の美しいお寺です。下の方が整えられていて、おかっぱのようなシルエットが印象的。ただここは駐車スペースがなく、かなり短時間勝負。さっと撮ってさっと移動。もう少し粘りたかったですが、これは来年の宿題です。

その後は友人と食事をして、送り届けて帰宅。気づけばこの日も朝から動きっぱなしでした。なかなかハードな一日でしたが、家族のこと、友人との時間、そして撮影と、いいバランスで詰め込めた気がします。
…まあ、月曜日はきっと疲れています。それも含めて、いつもの流れ。仕事をしながら、ゆっくり回復していこうと思います。
撮影日記 2026年3月21日 予定が消えた日ほど、なぜか一日が濃くなる。桜と家族のあいだで過ごした春の記録
この日は本来、午後14時から妹と一緒に、母のいる老健へ面会に行く予定でした。妹は旦那さんの転職で新潟へ引っ越しが決まっており、引っ越し前最後の面会。そのあと、お墓参りをして、お茶でもしながら近況報告でも…という、なかなかに「ちゃんとした日」のはずでした。
ところが前日、施設から連絡。「ノロウイルスが出ているので、面会はできません」とのこと。ああ、なるほど。予定って、こういう感じであっさり崩れるんですよね。こちらとしてはそれなりに気持ちを整えていたりするのですが、ウイルスは空気を読みません。まあ、こればっかりは仕方ないので、潔く方向転換です。
ということで、14時に上福岡駅で待ち合わせて、お墓参りとお茶だけする流れに。ここで普通なら「午前はゆっくりするか」となるところですが、私も一応ちょっとだけ迷いながら、「せっかくだし、朝少しだけ撮ってこようかな」という結論に落ち着きます。結局、こうなります。だいたい毎回。
関東の桜は、河津桜、安行桜ときて、いよいよソメイヨシノ直前。この週は枝垂れ桜のターンです。枝垂れ桜って、いいですよね。ふわっとしていて、光に透けて、ちょっと儚い。見てるだけで「早起きしてよかった」と思わせてくる、なかなかの実力者です。
この日の目的地は、鉢形城のエドヒガン(氏邦桜)、中院、宝幢寺。さらに気になっていた場所もつまみ食いする、いつもの欲張りコースです。起床は4時30分。いつもより遅いはずなのに「あれ、出遅れた?」みたいな感覚になるのが不思議です。完全に体内時計のやりすぎです。
まだ寒いので、ホットコーヒーで体を起動。この一杯がないと、ただの眠い人です。時間もあるので、高速は使わず下道で。外環の下、大宮バイパス、ローカル道とつないで進みます。早朝の道は本当に快適で、信号も車も少ない。「この時間に走る人、全員ちょっと得してる説」を一人で勝手に唱えながら運転です。
鉢形城の手前で、空がゆっくり明るくなってきました。朝焼けがきれいで、思わず停車してスマホで一枚。ちなみにスマホは3台体制。メインはGalaxy S23 Ultra、撮影は色味が好きなGalaxy S21、Galaxy8はSpotify専用。冷静に考えるとちょっと多いですが、全部ちゃんと働いています。無駄ではない、たぶん。

そのまま鉢形城跡に到着。すでに何台か車が停まっていて、写真を撮っている人たちがちらほら。この時間帯の、静かだけど同じ目的の人がいる感じ。言葉は交わさないけど、なんとなく仲間感があります。ちょうど朝日が差し込むタイミングで、エドヒガンがふわっと光をまといます。「ああ、間に合ったな」と、静かに満足。


その後は、ああでもないこうでもないと撮影しつつ、周辺を散策。線路や神社、城跡と、気づけばそこそこ歩いています。そして思います。「まだ一箇所目なんだよな…」と。自分で組んだルートに、軽く引きます。



次は日枝神社(田黒)。20〜30分ほど走って到着。が、少し早かった。枝垂れ桜は“もうちょい待ってほしい”状態。自然はスケジュール通りにはいきません。こちらが合わせるしかないやつです。それでもなんとか形にしようと、光と構図で粘る。こういうときの撮影は、だいたい修行です。
さらに移動して休山寺。ここはミモザが見事なお寺で、個人的には毎年のお楽しみスポット。今年もフサフサで、しっかり応えてくれました。こういう“裏切らない場所”があると、心が安定します。


その流れで北浅羽桜堤公園へ。先週満開情報だったので期待半分でしたが、まさかのまだ見頃。これは完全に当たり。朝からちょっとテンションが上がります。いつもの定番構図で、曲線の桜並木を撮影。「やっぱりここ好きだな」と毎年同じことを思っています。

そして川越へ。中院と喜多院の枝垂れ桜コンボです。中院では、ミモザと枝垂れ桜が見事に重なっていて、思わず足が止まります。こういう“タイミングが合った瞬間”に出会うと、ちょっとだけ報われた気分になります。喜多院では、有料エリアの枝垂れ桜と五百羅漢。石像に当たる光と影がいい感じで、つい撮りすぎる。気づけば、シャッター数がなかなかのことに。あとで整理する未来の自分に、少しだけ申し訳ない気持ちになります。








ラストは志木の宝幢寺。仏像と枝垂れ桜の組み合わせが美しく、締めにふさわしい景色。そしてここでようやく、少し疲れを感じ始めます。遅い。


上福岡駅に到着して、ふと気づきます。「今日、何も食べてないな」。よくあるやつです。集中すると食事が抜け落ちるタイプ。たぶんあまり褒められたものではありません。というわけで、駅前の松屋へ。ハンバーグ定食を、ほぼ無言で完食。お腹は裏切りません。
その後、妹と合流してお墓参りへ。昔は家族で来ていた場所。さらにその前は祖父母と一緒に来ていた場所。今は少しずつ形が変わっていますが、同じ場所に立つと、ちゃんと時間が積み重なっているのを感じます。
その後は妹を送りながら、仕事の話や子どもの話。途中でガストに寄って、もう少しだけ話して解散。朝から動き続けて、さすがに少し疲れましたが、それ以上に「よく遊んだな」という満足感。仕事も大事ですが、こういう日をちゃんと入れていかないと、もったいない。そんなことを思った、春の一日でした。
撮影日記 2026年3月15日 桜も撮って、肉も焼いて、ちゃんと疲れる一日
この日は午後から、久しぶりに家族で焼き肉ランチの予定が入っていました。たまにの家族焼き肉、やっぱりいいものです。理由はよくわかりませんが、いつもより会話が少し柔らかくなる気がします。
候補は「牛角」「焼肉きんぐ」「プレミアムカルビ」。しっかり悩みました。こういう“どうでもいいけど重要な選択”に時間をかけるのが、大人の余裕ということにしておきます。最終的に選んだのは、安定のプレミアムカルビ。予約は13時20分。ここまでは完璧です。
問題は、その前の時間です。
「それまで何もしない」という選択肢は、私の中には存在しません。気づけば、いつも通り朝4時に起床。前日は河津桜のピークアウト祭りで若干の敗北感を味わったため、この日はしっかりリベンジを決意しました。静かに、しかし確実に、やる気だけは満開です。
向かったのは、地元の人気スポット「密蔵院」。今回は“早朝チャレンジ”。夜明け前に到着して、誰もいない空間で撮影する、いわば自分との戦いです。
……のはずだったのですが、到着するとすでに先客が一人。お早い。完全に同じ思想の人です。こういうとき、仲間意識が芽生えるのか、軽く緊張するのか、自分でもよくわかりません。
夜の撮影は正直よくわかっていません。設定も雰囲気でいじりながら、「まあなんとかなるだろう精神」でシャッターを切ります。動画やインスタで勉強した気にはなっていますが、自分のカメラだと再現できない気がするのは、だいたい気のせいではありません。詳しい方、本気で教えてください。

少し遠慮しながら順番に撮影していると、気づけば人が増えてきます。さらに増えます。あっという間に“いつもの密蔵院”です。人気スポットの本気を見ました。

空が徐々に明るくなるにつれて、写真も撮りやすくなってきます。カメラ愛好家としては、この時間帯が一番気持ちいい。シャッターもスムーズに切れるし、頭もようやく追いついてきます。
定番の門の構図はもちろん、入口の坂道、日の出を絡められるポイント、少し高い位置からの俯瞰など、撮影ポイントがとにかく豊富。人気の理由がよくわかります。ああ、朝からいい時間でした。密蔵院、やっぱり好きな場所です。また来年、リベンジも兼ねて訪れたいと思います。




まだ少し時間があったので、次に向かったのが越谷の「パティスリーナチュレル」。最近インスタでよく見かけていて、ずっと気になっていたお店です。本来なら営業時間に訪れてケーキを買うべきなのですが、この日はスケジュールの都合でオープン前に到着。入り口周辺だけ、そっと撮影させていただきました。
ミモザが美しく咲いていて、小さなテラスもあり、これは間違いなく人気が出るやつです。写真好きの方、特に“彼女が写真好き”な方は、ここはメモしておいた方がいいと思います。私は次回、ちゃんとケーキを買いに来ます。反省はしています。



さて、まだ少しだけ時間があります。ここで気になる河津桜、岩槻エリアへ。まず訪れたのは「浄源寺」。到着すると、どうやらお祭りの準備中。少し忙しそうな空気の中、許可をいただき、さっと撮影させていただきました。
河津桜はすでに葉桜。完全にタイミングを外しています。ただ、満開だったら間違いなく綺麗だろうなという雰囲気は十分に伝わってきます。さらに、近くの方に教えていただいたのですが、ここは枝垂れ桜がとても綺麗とのこと。確かに奥の方に、それらしき気配がありました。これは近いうちに再訪確定です。枝垂れ桜はタイミングが難しいので、今度はちゃんと狙っていきたいところです。


続いてすぐ近くの「芳林寺」へ。こちらは門が閉まっていたため、外から軽く撮影。やはり河津桜はピークアウト気味。ただ、満開時のポテンシャルは感じます。こうして“来年の宿題”がどんどん増えていくわけです。

全体的に、この週の埼玉・群馬エリアは河津桜がちょうどピークを過ぎ始めたタイミング。もう少しリサーチしておけば…という気持ちもありますが、これも含めて来年への予習。そう思うことにします。だいたい毎年、同じことを思っている気もしますが。
一度帰宅し、データをPCに取り込み、少しだけ仮眠。そしていよいよ本日のメインイベント、プレミアムカルビへ。
お酒はなしにして、それぞれが好きなものを注文。テーブルいっぱいに並ぶ肉とサイドメニューを見ているだけで、もう満足度は高めです。実際に食べると、さらに満足度が上がります。たまにの焼き肉、やっぱりいいですね。
帰宅後はスーパーで軽く買い出しをして、家で一杯。こうして一日を振り返る時間も、なかなか悪くありません。朝4時から動いたわりには、しっかり遊びきった感があります。
そして、明日からまた仕事。少し早めに布団に入り、あっさり就寝。
全力で動いて、全力で食べて、ちゃんと疲れる。
そんな一日も、悪くないものです。
撮影日記 2026年3月14日 春を追いかけたはずが、だいたい全部ちょっと遅かった日
この日は、月に一度の旧友との集会日。
内容はいたってシンプル。ご飯を食べて、他愛もない話をして、気づけば時間が静かに流れていく。昔と変わらない空気の中で、ふとした一言に笑ったり、どうでもいい話で盛り上がったり。そんな時間が、今となっては妙にありがたくて、少しだけ愛おしく感じます。こういう時間があるから、また日常を頑張れるのかもしれません。
集合は、ふじみ野市に10時30分。天気は晴天予報。そして起床は、もちろん朝4時。……もう、この流れはお分かりですよね。
平日は仕事を全力で。土日は遊びを全力で。結果、月曜日が一週間で一番疲れているという、よくわからない生活を送っています。しかも平日も土日も4時起き。家族からの視線が少しずつ冷たくなっている気がしますが、気のせいということにしておきます。
さて、この日のテーマは「桜」。北上している河津桜を追うか、満開の安行桜にするか少し悩みましたが、今年の目標を思い出します。「行ったことのない場所に、とにかく突進する」。猪突猛進スタイル、継続中です。
ということで、向かったのは群馬方面。伊勢崎、高崎あたりを攻めることに。……とはいえ、綿密な計画?そんなものはありません。基本は行き当たりばったり。同乗者がいると怒られるのでちゃんと調べますが、この日はソロ。自由です。
出発前、セブンイレブンでホットコーヒーを購入。ミルク多め、つまりカフェオレ。寝起きの一杯は五臓六腑にしみわたり、カフェインでようやく人間として起動完了です。
外環から関越へと進み、気持ちよく北上。「高崎玉村スマートIC」で降り、最初に訪れたのは「玉村町の河津桜並木」。前日にインスタで見て一目惚れした場所です。SNS、たまにはいい仕事をします。



到着はちょうど日の出のタイミング。歩道橋の上から見ると、河津桜の並木の奥から太陽が顔を出す、なかなかのご褒美的光景。ただ、構図が少し難しいのと、ほんのりピークアウト気味なのが惜しいところ。それでも、カーブする桜並木の先に浅間山の雪景色が重なるこの場所は、間違いなくポテンシャルの塊。来年の再訪が早くも楽しみです。

続いて向かったのは前橋市の「江田鏡神社」。一度高速に乗り直し、さらに北上して20分ほどで到着です。こじんまりとした神社ですが、鳥居や本殿と河津桜の組み合わせがとても美しく、静かにシャッターを切りたくなる空気感。カメラ愛好家としては、こういう“ちょうどいい距離感”の場所がとてもありがたいのです。



その後は「伊勢崎市みらい公園」へ。少しだけ時間を気にしつつ移動しますが、まあいつものことなので、そこまで慌てる感じでもありません。到着してみると、大きな芝の丘に河津桜が広がる気持ちのいい場所。ただ、ここもやはり少しピークアウト気味。それでも咲いている木を探しながら、しっかり撮影していきます。ベストじゃなくても、その日のベターを拾うのが大事です。



さて、そろそろ時間が近づいてきました。本当は「坂戸の安行桜」にも寄りたかったのですが、さすがに今回は見送り。そんな中、ナビが示したのは本庄児玉IC。その瞬間、ふと思い出したのが「榛の森公園」。「10分くらいなら寄れるかな」と軽く計算してみると、なんとかいけそうな気がする。ということで、寄り道決定です。


久しぶりの榛の森公園は、見事にピークアウト。うすうす予想はしていましたが、やはり少し残念。それでも、こうして立ち寄れただけでも良しとします。この日は全体的にタイミングが少しだけ遅めでしたが、そんな日も含めて季節を追いかける楽しさなのかもしれません。
榛の森公園を後にし、高速で三芳へ。そして集合時間1分前に到着。計画していないわりには、なかなかの精度です。
友人たちとのランチは、ラーメン&チャーハンで1000円。最近ではかなり良心的な価格。くだらない話で笑いながら食べるご飯は、やっぱりうまい。こういう時間があるから、また次も頑張ろうと思えるのかもしれません。
こうして、朝4時から始まった一日は無事終了。全力で遊んだ結果、月曜日が一番疲れている未来はほぼ確定ですが、それも含めて悪くない一日でした。さて、次はどこへ突進しようか。
撮影日記 2026年3月8日 やらかしも旅の醍醐味。吉野梅郷と高尾梅林の春散歩
梅まつり連戦、そして安定のやらかし
この日は、今年何回目かの梅まつり巡りです。
先週は、筑波山、そして偕楽園へ。梅の名所を巡りながら、春の気配を探す撮影が続いています。そして今週、スポットを当てたのが吉野梅郷と高尾山梅園。少々欲張りな計画ですが、こういう時は勢いが大事です。
吉野梅郷は、個人的に少し思い出のある場所でもあります。昔、営業の仕事をしていた頃、このあたりに営業先のお店があり、よく通っていた場所なのです。そんな懐かしさもあり、久しぶりに訪れてみたいと思っていました。
ただ、この場所には少し特別な背景があります。平成21年(2009年)、青梅の梅の木からウメ輪紋ウイルス(PPV)が日本で初めて確認され、市内の梅の木、約4万本が伐採されることになりました。その後、再植樹が認められ、平成28年(2016年)から梅の木の植え直しがスタート。そして2026年は再植樹10年の節目。これはぜひとも、このタイミングで訪れたい場所でした。
さらにもう一つ。ネットで見かけて気になっていたのが高尾山梅園。写真を見る限り、とても綺麗そう。これは行ってみたい。
…とはいえ、あまり遊びすぎるのもいかがなものか。
というわけで、この日は13時には帰宅するという目標を設定しました。自分の中での、いわば「家庭平和ライン」です。
朝は5時に出発。まず向かったのが、朝から太陽の光が入りやすいと聞いていた吉野梅郷。外環、関越、圏央道と順調に進み、思ったより早く到着しました。少し早すぎたので、近くのコンビニで飲み物を買い、小休憩。日が少し出てきたところで、現地へ向かいます。
そして、到着して思わず声が出ました。
「おお…!」
山の斜面いっぱいに、若い梅の木が広がっています。そしてそこに差し込む朝日。これがまた、なんとも美しい。再植樹された若い梅の木たちが、山の景色を少しずつ取り戻しているように見えます。
向かいの小さな山が展望台になっていたので、そこへ登り、朝日が当たる梅の斜面を撮影。これは本当に、来てよかったと思える瞬間でした。




さて次の目的地は、高尾山梅園の木下沢梅林。ここは車では行けず、高尾駅からバスに乗る必要があります。ということでまずは駐車場へ。民間の駐車場に車を停め、1000円ほど支払い、いざバス停へ。
ところが、ここで問題が発生します。
北口から京王バス小仏行きに乗るはずなのですが、
…バス停が見当たりません。
「あれ?」
よく見てみると、
ここは高尾山口駅。
やってしまいました。
目的地は高尾駅です。
完全に間違えました。しかも駐車場代1000円はすでに支払い済み。なかなかの痛手です。ですが、ここで落ち込んでいても仕方ありません。切り替えの早さだけは自分の長所です。
「電車で行けばいいじゃない」
というわけで、来た電車に飛び乗り高尾駅へ。なんとも間抜けな展開ですが、こういうのも旅の醍醐味ということで自分を納得させます。
高尾駅ではバスが頻繁に出ており、すぐに乗車できました。そして走り始めてすぐに気づきます。なるほど、これは車で来ちゃダメなやつだ。
道がとても狭い。対向車が来たら大変そうな道です。バスで来て正解でした。案内してくれた方、ありがとうございます。
しばらく走り、目的地へ到着。ただ、到着したのは9時頃。開園は10時。ちょっと早すぎました。でも外から見える梅林だけでもかなり綺麗です。園の外から何枚か撮影していたら、なんだか満足してしまいました。


「またゆっくり来よう」
そう思いながら、ちょうど来た帰りのバスに乗車。高尾駅へ戻り、再び電車で高尾山口駅へ。
皆さま、大事なことをお伝えします。
高尾駅と高尾山口駅は違います。
私はこの日、身をもって学びました。
さて、まだ少し時間があります。宝登山梅園へ行くか、それとも都内へ戻るか。悩んだ結果、宝登山は時間がある時にゆっくり訪れることにして、今回は汐入公園へ向かうことにしました。
汐入公園は、お花見を楽しむ家族連れで賑わっていました。見ていると、なんだかバーベキューとかしたくなりますね。
ここで一つ、謝罪があります。
皆さま、申し訳ありません。
先月、2月15日に訪れた際、河津桜が咲いていなくて「ソメイヨシノだったかー」などと書いてしまいました。しかし実際には、ここは大寒桜のスポットでした。
完全に勘違いです。すみません。
ですが、とにかく並木がとても綺麗。そしてスカイツリーとのコラボも見事です。撮影ポイントも多く、なかなか良い撮影スポットかもしれません。





そんなわけで、ここで1時間ほど撮影して撤収。
時計を見ると、ちょうど良い時間。
どうやら13時頃には帰宅できそうです。帰宅後は食材の買い出しという任務が待っています。
また月曜日からはハードワーク。だからこそ、週末はしっかり楽しむ。そんなバランスを取りながら、今週の撮影旅も無事終了です。
撮影日記 2026年3月7日 家族の任務は14時から。河津桜とチューリップを巡る朝の撮影旅
時間限定の旅、そして午後からは自転車整備士
今回もお約束の時間限定の旅です。
うすうす感づいている方もいるかもしれませんが、毎週のように撮影に出かけていると、こんな疑問が頭をよぎるのではないでしょうか。
「この人の家庭は大丈夫なのだろうか…」
「奥さん、怒ってそう…」
はい。
まさにその通りです。
なので、このさじ加減が最重要なのです。
人生とはバランス。生きていくためにはバランスが大事です。
というわけで、この日の午後からの任務はしっかり決まっています。
家族4人分の自転車チェックです。
どうやら子どもたちの自転車に不具合があるらしく、近所の自転車屋さんへ行ったり来たりする必要があるとのこと。これはもう、父としての重要任務です。
お安い御用でございます。
ただし任務開始は14時から。
ということは、それまでは自由時間ということになります。はい、ありがたく使わせていただきます。
朝はいつも通り4時起床。まだ暗い外へ、コーヒー片手に出発です。最近は下調べが甘くて痛い目を見ることもあったので、少し不安を抱えながら向かったのが、昨年に続いてのリピートスポット、青毛堀川の河津桜です。
朝焼けと河津桜が見られたら最高だな、という淡い期待を胸に車を走らせます。少し早く到着したので、コンビニでパンをかじりながら待機。その後、近くの鷲宮神社の駐車場へ。いつもありがとうございます。

神社を少し散策してから、青毛堀川へ向かいます。雲の配置的に朝焼けは少し難しそうでしたが、太陽の光が入り始めると景色が一気に変わりました。これがまた、すごく綺麗なんです。
川沿いには河津桜、菜の花、水仙が咲き、色とりどりの春の風景。心がふっと穏やかになります。川面には雲と桜が映り込み、リフレクションもなかなか良い感じ。「これはベストタイミングで来られたのでは?」と、ひとりで小さくガッツポーズ。






その後もう一度鷲宮神社へ戻り、次に向かったのが幸手権現堂。桜と菜の花で有名な場所です。ソメイヨシノはまだこれからですが、河津桜は満開。この時期は人もそこまで多くなく、撮影しやすいのがありがたいところです。

河津桜がまとまって咲いているので、低い位置から撮影すると桜のトンネルのように見えてとても綺麗。楽しくて、ついついシャッターを切る回数も増えます。
さて、まだ時間はあります。ここで帰るわけにはいきません。
次に向かったのはあしかがフラワーパーク。チューリップが満開という情報を見つけてしまったからです。
時間的に大丈夫?
ええ、大丈夫です。たぶん。
ただし問題が一つ。
朝からパン一個しか食べていないのです。
もうお腹が空きました。かなり空きました。
そうだ、あしかがフラワーパークは佐野インターの近く。佐野といえば佐野ラーメン。朝から営業しているお店はあるのだろうか…そんなことを考えながら高速を走ります。
そして佐野インターを降りた瞬間、目に飛び込んできたのが山岡家。最近ネットでもよく名前を聞くし、息子も「山岡家行った」と言っていたので気にはなっていましたが、まだ行ったことがありません。
思考時間、0.5秒。
ハンドルを切って入店です。
なるほど。
これは確かにパンチがあります。濃厚でガツンと来る味。息子が好みそうな、若者向けのラーメンという感じでしょうか。
お腹も満たされたところで、いよいよあしかがフラワーパークへ。当日はハイシーズンではないため、入園料はたしか700円くらい。料金変動型というのは、訪れる側としてはありがたいシステムですね。
ここへ来るたびに思うのですが、本当にスタッフの方々が丁寧にパークを整備している姿に感動します。園内はいつも綺麗で、花の管理も素晴らしい。こういう地道な努力が、あの高いクオリティを支えているんでしょうね。いつもありがとうございます。
さて目的のチューリップはどこかな…と探してみると、もうあちこちに咲いています。チューリップ畑、チューリップ花壇、とにかく至るところにチューリップ。春の色が一気に広がっている感じです。




写真をたくさん撮って、大満足。
「もう春だなあ」と思う瞬間です。ちょっと寒いけど。
さてさて、ここでのんびりしている場合ではありません。
撤収です。撤収。
午後の任務が待っています。
早めの時間だったので渋滞もなく、思った以上にスムーズに帰還。帰宅してすぐに自転車作業開始です。家族総出で自転車を点検し、修理したり調整したり。自転車屋さんへ行ったり戻ったりのピストン作業。
気がつけば約3時間。
無事に任務完了です。
やっぱり、こうして楽しく撮影を続けるには、仕事も家のこともちゃんとやらないといけませんね。改めて身に沁みながら、夜は美味しいお酒を一杯。そしてそのまま、いつも通り早めに就寝。
そんな、春の気配を感じた一日でした。
撮影日記 2026年3月5日 仕事のはずがカメラ散歩へ。展示会帰りに蔵前神社と浅草の夜を撮る
仕事のはずが、なぜかカメラを持っていた日
この日は平日。はい、木曜日です。もちろん仕事です。ええ、ちゃんと仕事です。この日は展示会の視察があり、都内へ遠征することになりました。ネット通販業というのは基本的に会社にこもって作業している時間が長く、外出の機会はそこまで多くありません。
だからこそでしょうか。都内へ行く予定があると、心のどこかでこう思ってしまうのです。
「……帰りに、どこか撮れる場所ないかな」
もちろん声には出しません。あくまで心の中です。完全に内緒です。
さて当日。午前中の業務をいつもの2倍速で終わらせる予定でした。予定でした。しかし、こういう日に限って仕事は増えるものです。なぜなんでしょうね。「今日は忙しい日だな」と思うと、さらに忙しくなる現象。あれ、名前ついてませんかね。
注文処理、メール対応、発送準備。やってもやっても終わらない。「あれ?今日って本当に外出できるの?」そんな不安がよぎりながらも、なんとかバタバタと業務を片付けて出発準備です。
向かう先は東京流通センター。直前まで電車で行こうと思っていたのですが、Googleナビを確認すると、なんと車の方が早いとの表示。おお。確かに車なら、その後の行動も自由度が高い。柔軟な動きは大事です。ということで急遽車移動に変更。こういう時の判断力だけは早いんですよね。
午後一、車でスイスイと向かい、思ったよりもあっさり到着。近くの展示会場で担当の方にご挨拶し、商品の説明を聞きながらフムフムと勉強します。ここは大事な仕事の時間なので、さすがに「スイスイ視察」とはいきません。しっかり話を聞き、いろいろ商品をチェック。毎回思いますが、展示会というのは本当に勉強になります。新しい発見が多くてありがたいです。担当の皆さま、いつもありがとうございます。
さて、展示会が終わり時計を見ると、まだ日没まで少し時間がある。困りましたね。本当に困りました。どうしようかなー。いや、困りますねこれは。……というわけで思い出したのが蔵前神社。河津桜とミモザのコラボで有名な場所です。

今年はタイミング的に難しいかなと思っていたのですが、ここからなら30分ちょっと。これは夕暮れまでに何とか到着できそうです。道も比較的空いていて、思った以上にスムーズに到着。しかも運よく近くの駐車場も空いているという、なかなかの幸運。今日はツイてるなぁ。
…と思ったのですが、現地に着いて驚愕。人、人、人。めちゃくちゃ人がいます。平日ですよ?甘かったですね。完全に油断していました。とはいえ私もその人の一人なので文句は言えません。
人が多いこともあり、全体の写真を撮るのはなかなか難しい状況。さらに太陽の光も入りにくく、条件は少し厳しめ。ということで軽く何枚か撮影して撤収です。「またベストタイミングで来るからね」と心の中でつぶやきながら、次の場所へ向かいます。

続いて向かったのが浅草寺。実はここ、「いつか夜に撮影したいな」と思っていた場所です。ただ私は基本的に夜が苦手。早起き人間なので、夜になると急激にバッテリーが減ります。しかし今日は違います。すでに外に出ている。しかもカメラを持っている。これはチャンスです。
仲見世通りにはたくさんの観光客。外国からの観光客も多く、皆さん背が高い。提灯を撮ろうとしても、なかなか視界が開けません。何度かタイミングを待ち、ようやくシャッターチャンス。撮れたときの小さな達成感。これがあるから写真はやめられません。



その後も「あの角度」「この角度」といろいろ試しながら撮影。三脚や脚立があればさらに楽しめそうですが、この人混みではさすがに難しいですね。奥まで進み、枝垂れ桜の様子もチェック。まだ全然咲いていません。昨年は「そろそろ咲いたかな」と思って来たらすでに散っていたという苦い経験があります。というわけで今年はリベンジ候補の最有力スポットです。



その後、浅草の夜の街並みをパシャパシャ撮影しながら駐車場へ戻ります。表参道の入口まで戻ったところで、ふと思い出しました。「そういえば、この正面の建物の上から撮った写真、見たことあるな」。調べてみると浅草文化観光センター。展望スペースがあるらしい。これはもう行くしかありません。
エレベーターで上へ。そして目の前に広がった景色。仲見世通り、雷門、浅草の街並み。想像以上に素晴らしい眺めでした。これは昼間にも来てみたい場所ですね。

普段は会社にこもりっぱなしの毎日ですが、こうしてたまに外に出て写真を撮れる時間があると、やっぱり嬉しいものです。
さて翌日は金曜日。あと一日頑張れば週末です。……まあ、週末もたぶんカメラを持ってどこかにいる気がしますが。それはまた、別のお話。
撮影日記 2026年3月1日 4時起きで梅三昧。筑波山から偕楽園、最後は歴史に出会った一日。
気がつけば、もう3月です。
ついこの前まで正月だった気がするのですが、世の中の時間はどうやら高速モードに入っているらしい。
もしかして私だけ、どこかのタイムワープ装置にでも乗っているのではないかと疑うほどのスピード感です。
そんなわけで3月最初の撮影日。
この日は、以前からずっと気になっていた場所へ行くことにしました。
水戸の偕楽園です。
実は偕楽園には、これまで何度も訪れたことがあります。
子どもたちが小さかったころにも来たし、その後も何度か来ています。
ただ、不思議なことに「梅の写真」がない。
カメラを始めてから行ったのは、なぜか紅葉の季節だけ。
梅の名所なのに、梅を撮っていないという、なかなか不思議な状態です。
というわけで、今年は絶対に行くと決めていた場所のひとつでした。
金曜日の夜、恒例の作戦会議を開催。
「せっかく水戸まで行くなら、どこか寄れる場所はないか」と探して見つけたのが、
筑波山梅林。
しかも、ちょうど満開。
さらに調べてみると、つくば市には「梅園公園」という場所もあるらしい。
これはもう、梅三昧のコースが作れるではありませんか。
ということで、この日の撮影プランはこうなりました。
完璧です。
梅のフルコースです。
もちろん、起床はいつも通り朝4時。
もうこれは完全に体質です。
目覚ましが鳴る前に目が覚めます。
便利なようで、休日でも早起きしてしまうという少し複雑な特技です。
準備を整えて、筑波山梅林へ出発。
自宅近くの外環自動車道から常磐道へ入り、北へ向かいます。
想像していたよりも近く、あっという間に到着。
むしろ早すぎました。
日の出前です。
ということで、近くのコンビニに寄り、おにぎりを食べながら待機。
撮影前の腹ごしらえは大事です。
カメラマンもエネルギーが必要ですからね。
いよいよ筑波山梅林へ。
到着すると、すでに駐車場にはたくさんの車。
これは期待が高まります。
一番近い駐車場は満車だったので、少し離れた駐車場へ。
そこから長い階段を登って現地へ向かいます。
これがなかなかきつい。
しかし、撮影ライフを長く続けるには体力も大事。
肺活量も鍛えないといけません。
そう自分に言い聞かせながら、階段を登ります。
そして到着。
目の前に広がったのは、素晴らしい景色でした。

山の斜面一面に広がる梅の花。
白、ピンク、赤。
まさに梅の絨毯。

私の撮影技術ではなかなか表現しきれないのですが、これは本当に見事な景色です。
「来てよかった」と素直に思える瞬間でした。
ただ、朝早い時間だと太陽の光がまだ斜面に当たりません。
少し待機。
すると、徐々に太陽の光が差し込み、梅の花がやわらかく輝き始めました。
やっぱり光は大事ですね。

梅の花は綺麗だし、ほんのり甘い香りもします。
そして、メジロもたくさん。
春の撮影は本当に楽しい。
十分に撮影を楽しんだあと、次の目的地へ。
つくば市の梅園公園です。
こちらは市営の公園なのか、小さめの公園でしたが、
綺麗な梅の木がたくさんあり、とても落ち着いた雰囲気の場所でした。



ここでもメジロが登場。
どうやらこの日はメジロの日だったようです。
さて、次はいよいよ本日のメインイベント。
偕楽園です。
再び高速道路に乗り、水戸へ向かいます。
水戸は遠いイメージがありますが、川口からだと意外と近い。
海浜公園のほうまで行くと距離がありますが、偕楽園なら思ったより早く到着します。
ただし、この日は梅まつり。
駐車場は見事な大渋滞。
しかし、私は以前訪れたときに、ひとつの方法を見つけていました。
近くの「歴史館」に駐車する作戦です。

ここは比較的停めやすく、しかも梅も綺麗に咲いています。
歴史館さん、いつもありがとうございます。
軽く撮影してから、歩いて偕楽園へ。
到着すると、ものすごい人。
さすが日本三名園。
梅まつりの人気はさすがです。

白梅、紅梅、枝垂れ梅。
どこを見ても梅、梅、梅。

高台から見下ろす景色も美しく、撮影をたっぷり楽しめました。

本当は好文亭の上から撮影したかったのですが、
あまりの混雑に断念。

こういう日もあります。
そういえば、チケットを購入したときに気になったものがありました。
「弘道館とのセットチケット」。
弘道館には行ったことがなかったのですが、
せっかくなので購入していたのです。
ということで、次は弘道館へ。
行ってみると、これがとても素敵な場所でした。
落ち着いた建物と梅の花が見事に調和していて、
とても静かで心地よい空間。

調べてみると、弘道館は1841年に水戸藩主・徳川斉昭が創設した、日本最大規模の藩校とのこと。
なるほど、歴史の重みを感じる場所です。
梅の写真を撮りながら、少し歴史にも触れる。
これはなかなか贅沢な時間でした。




こうしてこの日の撮影は終了。
土日フルで動いたので、月曜日はきっとぐったりでしょう。
まあ、仕事をしながら体力回復するしかありません。
本末転倒な気もしますが、人生そんなものです。
それでも、好きな場所を巡り、たくさん写真を撮って、
とても楽しい一日でした。
撮影日記 2026年2月28日 晴れを祈って川越へ。結局、ミモザと梅と、うどんが全部いい感じにしてくれた朝。
この日も、相変わらず時間がありませんでした。
というのも、この日は月に一度の恒例行事、旧友たちとの集まりの日。
午前10時30分、私が育った地元、ふじみ野市(旧上福岡市)に集合です。
昔からの友人と会う時間というのは、不思議と特別なものがあります。
気を使わなくていいし、くだらないことで笑えるし、気づけば時間があっという間に過ぎてしまう。
まあ、だいたい昔の失敗談を蒸し返されるのが定番ですが、それも含めて楽しいものです。
とはいえ、集合時間までの朝の時間。
これを何もしないで過ごすのは、どうにも落ち着きません。
朝はいつも通り4時に目が覚めます。
正確に言うと「起きよう」と思わなくても勝手に起きてしまうのですが、これはもう体質なので仕方ありません。
便利なようで、時々困る特技です。
この日の天気予報は「曇り → 晴れ(10時ごろから)」。
これがまた悩ましい。
撮影に行くべきか、それとも溜まっているPC作業を進めるべきか。
ブログの今後の戦略なんていう、少しだけカッコよさそうで実はそんなに立派でもないことを考える時間にするか。
あるいは、
「ワンチャン晴れるかもしれない」という希望を胸に、現場に向かうか。
外に出て空を見上げると、見事などんより雲。
どう見ても、今すぐ晴れる気配はありません。
これは厳しい。
とりあえず会社へ向かい、コーヒーを入れて様子を見ることにしました。
ちなみにコーヒーは一年中ホット派です。
真夏でもホットです。
自分でも理由はよくわかりません。
会社で少しだけ仕事(本業ですよ、本業)を片付けながら空の様子をチェック。
……うーん、だめそうだな。
この日は、本当は河津桜で有名な「桜神宮」に行こうと思っていました。
ピンクのリボンがとても可愛らしい神社で、ミラーレス一眼を手にする前に一度行ったことがあります。
今回はカメラを持って改めて撮影したいと思っていたのですが、どうやら今回はタイミングが合わなそうです。
そこで急遽、作戦変更。
最近ブログのアクセス数が伸びている、川越の「中院」のミモザ。
そしてその隣の「喜多院」。
ここなら、撮影したあとでもふじみ野市に向かいやすい。
時間的にも現実的なプランです。
現地に着くまでに晴れればラッキー。
晴れなければ車の中でYouTubeでも見ながら時間調整すればいい。
ちなみに最近のお気に入りは、例の番組(NOBROCKTV)です。
気楽に笑える動画は、朝の脳にちょうどいい。
そんなわけで、川口から首都高速に乗り、さいたま新都心方面へ。
途中で降りて川越方面へ向かいます。
そして現地に近づくころ――
太陽が出てきました。
しっかりと。
「ああ、桜神宮で待機しておけばよかったかな」
一瞬そう思いましたが、人生はポジティブシンキングが大事です。
過去は振り返らないタイプ…と言いたいところですが、実際は少し振り返ります。
でもまあ、今回は前を見ることにしました。
まずは中院。
近くにコインパーキングがあるのですが、一方通行が多くて少しわかりにくいので注意です。
迷った場合は喜多院の駐車場を使うのもありですね。
境内に入ると、ミモザが見事に満開。
黄色の花が春の光に包まれて、ふわっと明るい景色が広がっていました。

ただ、このミモザ。
とても背が高い。

建物と一緒に撮影するのがなかなか難しい。
結局、見上げながらの撮影が中心になりました。
でも、上を見上げながら撮る花というのも悪くありません。
黄色い花の向こうに青空が広がる景色は、やっぱり気持ちがいいものです。
さらに嬉しいことに、梅の花まで咲いていました。
春が一気にやってきたような景色です。
続いて、すぐ隣の喜多院へ。
ここは地元でも有名なお寺で、子どもの頃から何度も来ている…はずなのですが、
なぜかその頃の記憶があまりありません。
たぶん、当時は寺より遊びのほうが重要だったのでしょう。

境内では、梅の花と河津桜が綺麗に咲いていました。
柔らかなピンク色が春らしく、とても華やかです。



時間があまりなかったので撮影は短時間でしたが、
それでも十分に楽しめました。
ちなみに、中院も喜多院(有料エリア内)も、枝垂れ桜がとても美しいことで有名です。
もう少しすればその季節。

「また近々来るね」と心の中で宣言しておきました。
帰りは川越インターから高速へ。
そして三芳パーキングの出口で脱出。
最近はパーキングからETCで外に出られるので、本当に便利ですね。
高速道路を作ってくれた方々には、心の中でそっと感謝しておきました。
その後、友人たちと合流。
お昼ご飯は、うどん。
昔はガッツリ系ばかり食べていた気がしますが、
最近はこういうさっぱりしたものが美味しく感じます。
これは年齢なのか、それとも成長なのか。
たぶん前者です。
久しぶりに会った友人たちと、たくさん話して、たくさん笑って、
気づけばあっという間に時間が過ぎていました。
撮影もできて、友人にも会えて、
なんだかとても充実した一日。
こういう日があるから、また次の撮影にも出かけたくなるんですよね。
撮影日記|2026年2月22日 河津桜、満開リベンジと、息子ドライブ練習の巻
リベンジしたいんです。どうしても。
去年訪れた三浦海岸の河津桜。事前調査が甘く、「ほぼ咲いていない」という静かな事件が発生しました。あのスカスカの枝を前に、私は誓ったのです。「来年はドンピシャ満開を当てる」と。
というわけで今年、再挑戦。舞台は三浦海岸桜まつり。しかも今回は、今年免許を取った息子の運転練習も兼ねた神奈川ドライブです。父は助手席、内心ハラハラ。でも顔は平静。これ大事。
本日のプランは、三浦海岸→観音崎公園→歩いて横須賀美術館→横須賀中央駅のミモザ→ヴェルニー公園。詰め込みすぎない、ゆったり安全運転プランです。たぶん。
娘も一応誘いました。「行く?」と。返事は秒速で「NO」。高校に入り課題が多いとのこと。忙しいらしい。思春期もあるのでしょう。父は静かに受け止めます。「ぐすん」。
車内の音楽は息子チョイス。軽めの和製ヒップホップ。正直アーティスト名はよく分かりません。知っているのもありますが、そこは黙っておくのが大人の余裕というものです。
三浦海岸は思っていたより近い。事前に調べた最安コインパーキングに停め、歩いて会場へ。15分ほどで到着。そして――満開!ちゃんと満開!河津桜がもこもこと咲いています。リベンジ成功。

しかし問題は光。ここ、太陽の入り方が難しい。光が差し込む場所が限定的で、ベストポジション争奪戦が始まりつつある。のんびり構えていたら、あっという間に人、人、人。「あわわわ…」と内心焦る父。


並木から池の方へ移動し、水面との絡みを狙う。その後、少し上に登って電車とのコラボも挑戦。しかし朝の空はやや白っぽい。うーん、次回は時間帯を変えるべきか。満開は当てたが、光は読み切れず。写真は奥が深いというより、底なし沼です。


昔ここで見た三浦大根の記憶もよみがえる。あの大迫力サイズ、あったら絶対買っていたのに、今回は見当たらず。桜より大根に未練が残るのはなぜでしょう。




次は観音崎公園へ。ここにも河津桜があるとの情報。到着して思いました。「広すぎない?」。どこに咲いているのか分からない。スタッフさんに教えていただき、花の広場へ。博物館近くの駐車場から結構歩きました。20分くらい。いい運動です。

花の広場では菜の花と河津桜が並び、黄色とピンクの春色共演。ちょうど地元のお祭りも行われていて、賑やかな空気。青空の下、のんびりした時間が流れていました。

そこから下り、横須賀美術館へ向かいます。到着してみると――改装中。あれれれ。紫陽花の季節に感動した場所なので少し残念。ただ庭の河津桜は綺麗に咲いていて、しかもメジロ祭り再び。あんなポーズ、こんなポーズ。被写体サービス精神旺盛です。連写が止まりません。


続いて横須賀中央駅前のミモザ。駅前で望遠レンズを構える男。周囲からの視線が少し刺さりますが、動じません。もう慣れました。車に戻ると息子が「何撮ってたの?」と一言。そりゃそうだ。駅前の黄色い木を必死に撮る父。説明はざっくりで済ませました。


最後はヴェルニー公園。軍港めぐりで有名な場所です。バラ園もあり、シーズンはさぞ華やかでしょう。軍港めぐりは大人気で完売。今回は公園から軍艦を撮影。重厚な艦船と春の柔らかな空気。その対比が面白い。



ランチは近くのスシローで。回転寿司はもう100円ではありませんが、満足度は健在。しっかり食べてエネルギーチャージ。
今日はあくまで運転練習も兼ねた軽めのドライブ。帰りは私がハンドルを握り、安全第一で川口へ。翌日は祝日ですが、私は仕事。
満開リベンジは成功。運転練習も順調。娘には振られましたが、それも含めて我が家の春。
さて、明日からまたエンジン全開。早く寝よう。春は忙しい。でも、それがちょっと嬉しいのです。
撮影日記|2026年2月21日 春色ダブルヘッダー(ミモザ×河津桜/午前限定)
この日は、とにかく時間がありませんでした。午後から息子の病院付き添い。家族優先、これは我が家の暗黙の最重要事項です。写真は大事。でも順番は間違えない。それが長く続けるコツだと、最近やっと学びました(遅い)。
とはいえ、与えられた時間は午前中のみ。しかも川口にお昼前には戻るという縛り付き。わずかな時間が勝負を分けることを、私は知っています。綿密なスケジュール管理が求められますが、実際は頭の中のマネージャーが「たぶんいける」と言っているだけです。
本日の行き先は、なぎさ公園の河津桜、入船公園のミモザ、そして横浜元町周辺のミモザ。日の出とともに動き、午前中に帰還する。ミッションは明確です。
まだ空気がひんやりとした朝、少しだけ遅めに出発。なぎさ公園に着くと、河津桜の濃いピンクが朝の青みを帯びた光に浮かび上がっていました。小さな並木道に、柔らかい朝日が斜めに差し込む。その下を散歩する人、犬を連れた方、そして望遠レンズを構える私。完全に浮いています。

メジロが枝から枝へと忙しく飛び回り、シャッターチャンスは一瞬。70-200mmを構え、息を止めて連写。けれど太陽の角度と並木の向きが微妙に噛み合わない。花は綺麗、でも光があと一歩。早起きは三文の徳のはずなのに、どうも今日は二文半くらい。午後の方が良いのでは?と内心メモを取りつつ、頭の中のマネージャーが「移動!」と叫びます。


高速に乗り、横浜方面へ。朝の道路は比較的スムーズ。車内ではJill Scottの新作が流れ、落ち着いたソウルのリズムが車内を満たします。最近Pitchforkの点数が有料会員限定になったことを思い出し、軽くダメージを受けながらも「最後は自分の耳だ」と自分を励ます。すでに加入中のサブスク数を思うと、これ以上は厳しいのです。
入船公園は想像以上に可愛らしい公園でした。芝生、遊具、のどかな空気。その中でミモザを探して右往左往。どこだ?と思っていたら、視界に入りきらないほど巨大な黄色の木を発見。大きすぎて逆に気づかないという中年あるある。



見上げると、ふわふわとした黄色の花が空を覆うように広がっていました。ただ、朝の光はまだ低く、木の片側しか明るくならない。影と光の境界を探しながら立ち位置を微調整。足元を数センチずつ動かす怪しい男。それでも、光がふっと当たった瞬間の黄色は、思わず「おお」と声が出るほど。


看板には「混雑時は…」の注意書き。日中は人気スポットなのかもしれません。今は静か。静かなうちに撮れる贅沢を噛みしめつつ、次へ。

最後は横浜元町。港の見える丘公園近くに車を停め、少しだけ寄り道。朝の空気は澄み、港の向こうに広がる景色が想像以上にクリアでした。ベイブリッジ方面まで見渡せる眺望に、「これは朝焼けか夕焼けで再訪確定」と独り言。宿題がまた増えました。


元町へ歩くと、カフェやパン屋の前にはすでに行列。おしゃれな空気の中、望遠レンズを肩に下げた私。完全に浮いていますが、もはや慣れました。カフェ横のミモザは建物の白壁と相性が良く、黄色がより鮮やかに映える。背景に街の雰囲気を入れながら構図を探る時間は、やはり楽しい。



無心でシャッターを切る。人目を気にしている余裕はありません。むしろ、気にしないことが上達への第一歩だと勝手に解釈しています。
帰路は順調。時計を見ると、予定通り。午前中に川口へ帰還。ミッション成功です。その後は息子の運転で病院へ向かい、私は助手席で静かに父の顔。
写真も大事。でも守るべき優先順位があるからこそ、朝の数時間が特別になる。春が近づき、行きたい場所はどんどん増えていきます。今年は去年より少し遠くへ足を延ばしたい。ただ、まずは目の前の季節を丁寧に追いかけることから。
さて、明日も早い。朝4時起きの男にとって、夜更かしは最大の敵。春は忙しい。でもその忙しさが、ちょっと嬉しいのです。
撮影日記|2026年2月15日 休むという選択肢がない男の、日曜午前限定撮影ツアー
前日は、午前2時30分起床で南伊豆〜河津町を日帰り縦断。帰宅は夜9時。
普通なら「今日はゆっくりしよう」が正解でしょう。ええ、普通なら。
しかし撮影病の私は違います。
一週間で一番疲れているのは、なぜか月曜日。日曜はまだ動ける。むしろ動きたい。困ったものです。
というわけで、この日は“ゆっくり”朝5時起床。
遠出はさすがに控え、お昼までの約束で都内ショート遠征です。
プランはこちら。
・汐入公園で桜散策
・亀戸天神で梅
・蔵前神社でミモザ
・向島百花園で梅まつり
正午には川口帰還。完璧なタイムマネジメント。たぶん。
まずは汐入公園。
以前、高速道路から見えた桜並木がずっと気になっていた場所です。
到着して早速探します。
……あれ?咲いていない。
最近「汐入公園で河津桜が見頃」との情報を目にしており、
高速から見えた並木と完全に脳内ミックス。
結果、ソメイヨシノの並木でした(たぶん)。2月15日に咲くわけがありません。
下調べ、大事。学ぶ。
悔しいので園内の2本の河津桜を丁寧に撮影。
咲き始めの花びらは初々しくて美しい。
すると、メジロさん登場。慰めでしょうか。

追跡モード発動。EOS Rを構え、飛び回る姿を必死に追います。
ありがとうメジロさん。今日ここへ来た意味はあった。
ソメイヨシノの頃、また来るからね。
次は今年2度目の亀戸天神。
枝垂れ梅が見事。朝早い時間帯で人も少なく、撮影し放題。


光の入り方を考えながら構図を探る時間がたまりません。
ここでもメジロ登場。梅とのコラボは鉄板ですね。
連日の遠征で少々疲れているはずなのに、シャッターを切る指は元気です。

続いて蔵前神社。
河津桜とミモザの共演で有名ですが、この日はミモザのみ。
黄色のポンポンが空に映えて綺麗。
ミモザって、撮るたびに「もっと良い構図があるはず」と思わせる花です。
まだミラーレスで河津桜との本気コラボを撮っていないので、満開時は覚悟が必要ですね。混雑も覚悟ですが。


ラストは向島百花園の梅まつり。
紅葉シーズン以来の訪問です。
園内は賑やか。梅が満開で華やかな空気。
構図次第では梅とスカイツリーのコラボもいけそう。
時間制限がある日は、逆に集中力が高まります。サクサク撮影、サクッと撤収。


高速道路を安全運転で帰路へ。
予定通り12時に川口到着。優秀。
そのまま近所のOKストアで食料品を購入。
朝は桜と梅を撮り、昼は食材を選ぶ。
この振れ幅が人生です。
来週は忙しくなりそうなので、今のうちにブログ準備。
土日フル稼働。体は少々疲れ気味ですが、心は満タン。
撮影病、順調に進行中です。
撮影日記 2026年2月14日 河津桜に呼ばれて。欲張り日帰り伊豆縦断記
この一か月、ずっと考えていました。
「本当に日帰りで行けるのだろうか」と。
2026年の目標は、“これまで距離的に日帰りが難しかった場所へ挑戦する”こと。年末年始に遠出はしましたが、あれは宿泊あり。今回は純度100%の日帰り遠征です。基本姿勢はあくまで日帰り。泊まると気持ちが緩む。財布も緩む。だからこそ日帰り。…と言いながら、温泉街を見るたびに心が揺れるのは内緒です。
目的地は、河津桜発祥の地・河津町。そして調べているうちに見つけてしまった南伊豆町の「みなみの桜と菜の花まつり」。さらに河津七滝ループ橋、修善寺梅林、修禅寺まで――。
冷静に考えれば完全に詰め込みプラン。でも「せっかくここまで行くんだから」が発動してしまうのが私の性分。貧乏性という名のエンジンが、朝から全開です。
日の出を撮るなら逆算は当然。結果、起床は午前2時30分。
早起きは得意です。毎朝4時起床ですから。でも2時30分は違う。これは朝活ではなく“夜の続き”。静まり返った家の中で準備をしながら、「さすがにやりすぎでは?」と一瞬よぎるも、カメラバッグを担いだ時点でスイッチオン。車に荷物を積み込み出発です。
首都高から東名高速へ。4時前に料金所を通過。「これって割引対象?」と小さな期待を抱きつつも、気分はすでに遠征モード。伊豆方面へ入り、ナビの指示で内陸ルートへ。薄暗い天城越えのぐねぐね道はなかなかのスリル。「本当にこの道で合ってる?」と独り言を言いながらハンドルを握ります。眠気はゼロ。むしろわくわくが勝っている。
約3時間で南伊豆町に到着。日の出ギリギリ。空がほんのりオレンジに染まる瞬間、車内で静かにテンションが上がります。
会場近くの菜の花畑でまず軽く撮影。朝露をまとった黄色が美しい。そして「みなみの桜と菜の花まつり」へ。無料駐車場にまず感動。このご時世、本当にありがたい。
川沿いに咲く満開の河津桜。両岸をピンクに染めるその景色は、想像以上でした。温泉の湯けむりが立ちのぼり、のどかな空気が流れる。ああ、来てよかった。階段で撮った逆光の一枚は、この日のベストショット。光と影の追いかけっこ、最高です。
「今度は泊まりで来たいな」と思った瞬間、日帰り主義が少し揺らぎました。




次は河津町へ。海沿いのドライブがとにかく気持ちいい。途中立ち寄った白浜海岸では、あまりの透明度に思わずブレーキ。偶然空いていた駐車場に滑り込み、小休止。青い海、白い砂浜。思わず深呼吸。
「これだから遠征はやめられない」と納得。


そして河津町。河津川沿いの桜並木は圧巻のひと言。見晴らし台、河津桜の原木、海沿いと歩き回り、シャッターを切り続けました。どこを切り取っても絵になる。早起きの苦労が一気に報われる瞬間です。
屋台の焼きそばで小腹を満たし、ささやかな幸せを噛み締めながら次へ。





河津七滝ループ橋へ向かう途中、案の定道を間違えて細い小路へ迷い込みます。でも辿り着いた巨大なループ橋は迫力満点。構造物好きとしてはたまりません。くるりと円を描くその姿に、なぜかテンションが上がる自分がいます。

最後は修善寺方面へ。再び天城越え。雲行きが怪しくなり、「富士山は無理かな」と半ば諦め気味。修善寺梅林ではやはり見えず、少し残念。それでも梅の香りとメジロの姿に癒やされます。
帰ろうとしたその時、うっすらと白い影。「あ、いた!」。富士山です。梅との完璧なコラボではなかったけれど、確かにそこにいました。思わず心の中で拍手。ご利益ご利益。
修禅寺では静かな空気に包まれ、枝垂れ梅が優しく迎えてくれました。温泉街の雰囲気もよく、「ここも泊まりで来たいな」と再び心が揺れます。日帰り主義、危うし。


帰路のPAで食べた熱々ラーメンが、やけに体に染み渡る。午前2時30分起床。さすがに疲れました。でも、あの桜の川沿い、白浜の海、うっすら見えた富士山を思い出すと、不思議と元気が戻ってくる。
日帰り遠征第一弾、大成功。
「無理かも」と思っていた距離は、案外いける。
さて次は、どこまで欲張ってしまうのでしょうか。
自分でも、ちょっと楽しみです。
撮影日記 2026年2月1日 熱海と小田原、そして消えた富士山
本来であれば、土曜日に行きたかったところですが、土曜日は普通に仕事。
なので今回は「日曜で結構です!」と気持ちを切り替え、熱海・小田原 日帰り旅を敢行しました。
内容はいたってシンプル。
熱海で「海・桜・梅」、小田原で「城・梅」。
……なのですが、この日は我々の住む川口市で市長選挙。投票は絶対。
できれば衆議院選挙の期日前投票も済ませたい。
となると、16時30分までに帰宅必須という、なかなかの縛りプレイです。
「熱海 → 小田原 → 川口、16時30分帰宅」
……これは、なかなかハードな一日になりそう。
起床はいつも通りの4時。
前日に荷物はほぼ車へ移動済み。起きたら即出発できる、社会人の知恵です。
暖かいコーヒーを片手に、外環→首都高→東名。
日曜早朝の高速は空いていて快適。自宅から東名まで約40分。
「ETC深夜割引って、何時に出れば一番お得なんだろう」なんて考えているうちに、気づけば熱海方面へ。
熱海周辺、細かい有料道路が多いですね。
特に高確率で入ってしまうのが、海沿いの500円区間。
晴れて景色が見えれば最高ですが、この日はまだ真っ暗。
はい、意味なし。やってしまいました。
熱海に近づくころ、日の出前のわずかな明るさ。
水平線には雲。「これは朝焼け、厳しいかな…」と少し残念。
それでも海岸で待っていると、雲の上から太陽が顔を出し、空が一気に染まりました。
あぁ、きれい。
海の日の出って、やっぱり気持ちいいですね。
朝から意外と人も多く、みんなちょっと得した気分。

朝焼けを見たら、すぐにあたみ桜へ。
糸川沿いの桜と街並み、情緒たっぷり。
メジロも来てくれて、シャッターが止まりません。
この時期に桜が見られるのは、やっぱり嬉しい。



続いて、実は初訪問の熱海梅園。
思っていた以上に広く、梅は咲き始めから満開までさまざま。
枝垂れ梅はこれから、といった感じでしょうか。
高低差や川もあって、撮影しやすい園内。
紅葉の時期も良さそう。これは再訪決定です。


次は、パワースポットで有名な来宮神社。
……が、駐車場は満車、満車、満車。
それでもパワーが欲しくて、駅前に停めて歩きます。
境内はカフェやエンタメ感もあり、楽しい雰囲気。
しっかりパワー補給。




次は小田原へ。
実はちゃんと歩いたことのなかった小田原城です。
その前に、腹ごしらえ。
前回も行った小田原タンメンへ再訪。
タンメンと餃子。間違いない。満足。


小田原城は立派。
外周には梅がたくさん咲いていて良い香り。
お城とのコラボは少し難しそうですが、桜の時期は絶対良さそう。メモ。


最後は曽我梅林。
狙いは、梅と富士山のコラボ。
……あれ?
富士山、どこ?
晴れてるんです。めちゃくちゃ。
なのに、見えない。
「まさかSNSで見たのはAI?」なんて思い始めたころ、
通りすがりの奥様の一言。
「さっきまで富士山、見えてたのにねぇ」
え。
ほんの一部だけ、うっすら曇っている場所がありましたが、そこに隠れていたらしい。
そんなことある?
今日はご縁なし、ということで、梅林を撮影して梅干しを買って退散。



帰りは渋滞もなく、16時ちょうどに帰宅。
市長選挙と衆議院選挙の期日前投票も無事完了。
撮影も、移動も、選挙も。
全部クリアして、なかなか達成感のある一日でした。
今週も、頑張ろっと。
撮影日記 2026年1月31日 朝焼けからメジロ祭りへ、春の気配を追いかけた一日
この日は、仕事の合間を縫っての「ほんの少しだけ」撮影プラン。
そう、せっかくの土曜日ですが、普通に仕事です。はい。生きていくためには、こういう日もあります。
「雨の日だけ仕事にするプラン」とか本気で考え始める自分は、もう立派な大人でしょうか。たぶん違います。
午後から仕事なので、午前中が勝負。
時間がない中でどこに行くかを考えるのが、また楽しい……と言いたいところですが、月末の棚卸やら〆作業やらで、脳内CPUはすでに高負荷状態。シンキングタイム、完全に不足気味です。
日曜日は熱海・小田原方面に行く予定。となると、土曜日は近場が正解。
ちょうど息子さんも「車の練習したい」と言っていたことを思い出し、来週控えている蔵王温泉スノーボード旅行のことが脳裏をよぎります。大学生4人で雪道運転。……不安しかない。
携帯トイレ、寝袋、食料。これはもう、持たせるしかありません。
さて話を戻して。
先週訪れた葛西臨海公園。シンデレラ城がとても良かったのですが、あのときは三脚なし。
「三脚を持って再チャレンジしなさい」という天の声が、はっきり聞こえました。
さらに「新宿御苑では寒桜が咲いていて、メジロがピヨピヨしてるよ」という別ルートの天の声も追加。
もう考える時間もない。
よし、その流れでいこう。
朝はいつも通り5時起床。少しだけゆっくり出発。
葛西臨海公園は自宅・川口から約40分。海、近い。想像以上に近い。
「もしかして、川口から一番近い海ってここ?」などと考えながら、前回よりスムーズなルートで海へ到着。
今回は本気です。
三脚、NDフィルター、レリーズ。フル装備。
ネットで見た「それっぽいやり方」を試してみます。
シャッタースピードを思いきり遅くして、レリーズでそっと切る。
ボタンを押す振動すら許さない、という姿勢だけは一人前。
結果?
晴天寄りの日だったので「まあ、こんな感じかな」と無理やり納得。
これはまた、天気が荒れそうな日に再チャレンジ案件ですね。
カメラ歴1年半、まだまだ修行は続きます。


その後は園内の梅、蝋梅、水仙を撮影して次へ移動。



お次は新宿御苑。寒桜とメジロ狙いです。
開園ギリギリセーフで滑り込み。そこはもう、メジロ祭り。
ピヨピヨ、ピョンピョン、あちこちに春。
撮っても撮っても減らないメジロ。

と思っていたら、突然の大型緑色ゲスト登場。
「……インコ?」
調べたら、ワカケホンセイインコというらしい。野生。
桜の蜜を吸うというより、花をむしゃむしゃ食べている姿に軽く衝撃。東京、奥が深い。

水仙なども撮影して、この日はここまで。仕事へ向かいます。


そして夜。
仕事帰りにふと気づきました。
……三脚が、ない。
完全にやりました。
葛西臨海公園に、きれいさっぱり忘れてきました。
明日、電話しよう。そうしよう。
三脚は消えましたが、撮影も仕事も詰め込んだ、なかなか濃い一日。
こういう失敗込みで、撮影日記は続いていくのです。
撮影日記 2026年1月25日 正午帰還・花四景という名の無謀計画
この日も、朝からバタバタである。
前日は中学時代の友人と再会し、良い夜を過ごしたのだが、翌25日は14時ふじみ野駅集合という昼のみの予定。
つまり、それまでが自由時間。
……となると、考えることは一つしかない。
「そこまでに、どこまで撮れるか」。
家族のみなさん、本日も先に謝っておきます。
自分の中で描いた理想の流れは、
撮影 → 帰宅 → 昼飲み(友人と再会)。
文字にすると優雅だが、実態はほぼ綱渡り。
遠出は厳しい。じゃあ都内だ。
前日が羽根木公園だったので、自然と頭に浮かんだのが――
「荏原神社、メジロ出てるらしい問題」。
ただし、あそこは日の出向きではない。
「じゃあ、その前にどこ行く?」
自分で自分に問いを投げ、我ながら欲張りな性格だなと呆れつつ、最終的に決まったルートがこちら。
葛西臨海公園(日の出と水仙)
台場(アイスチューリップ)
荏原神社(寒緋桜とメジロ)
木場公園(ミモザ、寒緋桜とメジロ)
全て達成して12時帰宅。
コードネームは「正午帰還・花四景」。
失敗したら、ただの自己満足ドライブである。
当日は、いつも通りの4時起床。
一度帰宅する前提なので荷物は軽め。
外環、首都高であっという間に葛西臨海公園へ。
まだかなり暗いが、海の方向へ早歩き。
「誰もいないだろう」と思ったら、なぜか人が多い。
……そういうことか。
この時期、海から見えるディズニーランドのシンデレラ城と、日の出の太陽がほぼ重なるらしい。
完全にノーマークだった。
三脚持ってくればよかったと、心の中で静かに膝をつく。

城と朝日を撮影し、ふと反対を見ると、海の向こうに富士山。
冬の空気、仕事しすぎ。
こちらも撮影。

さらに、観覧車付近で咲き始めた水仙が朝日に照らされている。
もうこの時点で、かなり満足。

続いて台場のアイスチューリップへ。
通路の両脇に花、奥にはレインボーブリッジ、さらに東京タワー。
これはもう、黄金比の暴力。
遠慮なくシャッターを切る。


そこから20分ほどで荏原神社。
到着すると、カメラ愛好家が大量発生中。
皆さん無言だが、空気は熱い。
寒緋桜は満開、メジロも近い。
撮りやすい。ありがたい。


さらに20分、木場公園へ。
ミモザは咲き始め。
「あ、もうこの季節か」と、1月にして時の流れの速さに怯える。
近くの川沿いの寒緋桜では、背の低い木のおかげでメジロがすぐそこ。
記念撮影、完了。


時計を見る。
……やばい。
「帰宅だ帰宅!」と、急いでハンドルを切る。
12時少し過ぎに帰宅。
カレーをかき込み、頼もしい息子が駅まで送ってくれるというので、全力で甘える。
その足で佐野まで行くらしい。
免許取りたての君、大丈夫か。ちょっと心配。
14時、ふじみ野で旧友と再会。
焼き鳥屋「ビッグ」で、昔話と近況報告が止まらない。ビール1杯、ハイボール5杯。それでも意外とシラフ。気づけば19時近く。
楽しい時間は、いつも早い。
帰りは、まさかの息子がふじみ野駅まで、お迎え。「ありがとう息子さん」
関越、外環をスイスイ帰宅。
なんだこの一日。
撮って、走って、飲んで、笑って。
色々あったけど、最高でした。
大満足。
撮影日記 2026年1月24日 朝日は鉄橋、香りは梅林──1月の東京、二本立て撮影
この週は、中学時代の友人と会う予定が土日フルで入っていて、金曜日の時点で「これはバタつくぞ…」という予感しかしなかった。
とはいえ、撮影欲というものは予定表など見てくれない。
土曜日は10時30分、日曜日は14時から待ち合わせ。それまでが、完全なる“自由時間”。
家族のみなさん、今週は先に謝っておきます。
というわけで、まずは1月24日の土曜日。
平日は本業(ちゃんとあります)がそれなりに忙しく、週末の撮影計画を練る余裕がなかった。
昼休み、マックで秒で腹を満たし、スマホ片手にインスタとXを猛烈サーチ。
そろそろ関東でも梅が動き出す頃。あわよくばメジロも。
そんな淡い期待を胸に、選んだのは都内有数の梅林、初訪問の羽根木公園だった。
ただ、日の出から撮影に適した明るさまで、少し間がある。
「その時間、何か撮れないか?」と探して見つけたのが、「八高線・多摩川橋梁」。
朝日×鉄橋×走る電車×水面のリフレクション。
インスタ脳が「これは映えるぞ」と囁く。
よし、朝日は橋、メインは梅林。この二本立てでいこう。
目標は、埼玉・ふじみ野方面での友人待ち合わせ10時30分。
当日の起床は、いつも通りの4時。
当然まだ真っ暗。「もう少し日の出、早くなってもいいんだけどな」と毎年同じ独り言。
荷物は軽め、気持ちは重め(時間制限あり)。コンビニ中毒者がBOSSを購入して、いざ出発。
外環、首都高、中央道を抜けて八王子の、「八高線・多摩川橋梁」へ。
……あれ? 八王子って、こんなに遠かったっけ?
最近、距離感が完全に壊れている。謎の焦りを抱えつつ、なんとか日の出前に到着――の、はずが。
ここからが、あるある祭り。
下調べ不足で、撮影ポイントが分からない。
川のどっち側? 暗いし怖いし、人もいない。
「ここ…なのか?」と半信半疑で構えていたら、
いきなり電車通過。

……はい、時刻表見てませんでした。
この時間の八高線、本数少なそう。
極寒の河川敷で、約30分待機決定。
こんな時は文明の利器。
スマホでYouTubeを開き、「佐久間さんのNOBROCK TV」を視聴。
一人、真っ暗な河原で爆笑。
誰かに見られていたら、完全に不審者。
でも、笑ってると時間は早い。ありがとう佐久間さん。
電車が来そうな時間になり、今度は真面目に待機。
動画か写真か悩んだ末、今回は動画撮影→スクショ作戦。
無事ミッション完了。
正直、一本前の時間帯のほうが光は綺麗だった。
そして、インスタで見た構図とも違う。
……多分、川の反対側。
誰か正解を知っていたら、こっそり教えてほしい。

気を取り直して、次は本日の本命、羽根木公園の梅林へ。
東名で戻り、8時前に到着。
と思ったら、駐車場は8時開門。
「バー壊れてる?」と一瞬思った自分を反省しつつ、しばし待機。
開門と同時に駐車して、梅林へ直行。
開花は始まったばかり。
それでも、しっかり咲いている木もあり、香りがいい。
撮影はできなかったけれど、メジロもちらほら。
なんと、梅林越しに富士山まで見えるというご褒美付き。
9時ギリギリまでシャッターを切り続け、大満足の朝。




友人との待ち合わせも予定通り。時間管理は私生活で完成。本業はこれから実装予定。
お昼は上福岡駅近くの「讃岐うどん條辺」へ。
元巨人・條辺投手のお店。
安くて美味しくて、混んでいる。理由が分かる。
撮影して、迷って、待って、笑って、
友人に会って、美味しいものを食べて。
いい一日だった。
家族のみなさん、今週は本当にごめんなさい。
でも、多分、来週も同じことを言います。
撮影日記 2026年1月18日 南房総ブーメラン作戦。桜とメジロに会いに行く
この日は、名付けて「南房総ブーメラン作戦」。前日の夜、布団に入ってまもなく耳に飛び込んできた情報がすべての始まりでした。「千葉の南房総にある抱湖園、もう桜が咲いてて、しかもメジロがめちゃくちゃ来てるらしいよ」。……ちょっと待って。1月ですよ?もう桜?しかもメジロ祭り?そんな話を聞いてしまったら、もうダメです。頭の中で、緑色の小さな鳥がピヨピヨ鳴き始め、完全にスイッチオン。
起床は、いつも通りの4時。正午には戻るからね、と一言だけ残し、ほぼ強引に出発。とにかくメジロちゃんに会いたい、その一心です。
外環、首都高を経由しつつ、ビュンビュンではなく、あくまで安全運転で進行。夜明けギリギリのタイミングで鴨川付近に到着しました。海がきれいだなぁ、なんて思いながら走っていると、目的地の抱湖園へ。到着してまず思ったのが、「あ、ここ山の上なんだ」。そしてその山の上には、ほぼ満開の早咲き桜。約60本の元朝桜に、菜の花、水仙まで加わって、もう春の大渋滞です。
まずは山の上から朝焼けを撮影。いや、これだけでも来た価値あります。続いて水仙。朝焼けとの相性が抜群で、シャッターが止まりません。そして、いよいよ本日のメインディッシュ。メジロちゃん、いるかな……どころじゃありません。います。めちゃくちゃいます。完全にメジロ天国。飛ぶ、止まる、ついばむ、また飛ぶ。カップルで行動しているメジロまでいて、これはもう撮影会というより、修行です。枚数は増える一方、編集の未来は見ないことにしました。
気がつけば、かなりの時間が経過。ただし、正午帰宅という約束があります。……が、もう一か所だけ、お願いします。ということで、鴨川菜の花ロードへ。以前来たことはありましたが、今回は完全に満開。見渡す限りの黄色い絨毯。順光でも逆光でも、とにかく撮りまくり。はい、大満足です。今年初のメジロをこれでもかと撮影できたので、もう悔いはありません。
帰り道も渋滞なしでスイスイ進み、正午前後には無事帰宅。そこから昼食をとり、午後は再び別ミッションへ。息子の運転練習、再開です。今度は外環から東北道に乗り、「道の駅さかい」へ。ここ、個人的に結構好きな道の駅で、沖縄コラボなどもあって楽しい場所。みかん、ほしいも、お酒などを購入し、いい感じに寄り道完了。
近くには関宿城もあり、インスタグラムでよく見る場所だなと再認識。今度は富士山が見える夕方に来てみようと、しっかり脳内メモ。
帰りも渋滞なくスムーズ。息子の運転で、快適なドライブでした。朝から移動量多めの一日でしたが、撮影も運転練習も充実。満足度の高い、濃い一日となりました。
撮影日記 2026年1月17日 初心者ドライバーと行く、五反田と寄り道撮影日和
この日は、朝からちょっとしたイベント付きの一日でした。前日に息子が、ようやく、ほんとうにようやく車の免許を取得し、「じゃあ早速、練習だな」という流れに。ところが行き先を聞いてびっくり。まさかの都内・五反田。しかも免許取得初日。いやいや、それはいくら何でもハードル高すぎじゃない?と思いつつも、「高速は使わない」「無理はしない」「ゆっくり行く」という条件付きでトライすることになりました。
出発は午前10時とのこと。ほほう、10時ですか。それなら、それまでの時間は完全に私のものですね。はいはい、了解です。
ということで、いつも通りの5時起床。起きてすぐ準備をして、定番スポットの荒川土手へ向かいました。夜明け前に到着し、静かな空気の中でスタンバイ。雲が多くて「これは派手な朝焼けは無理かな」と思いつつ待っていると、空がじわっと明るくなってきました。地平線上に雲が居座っていたので、燃えるような朝焼けにはなりませんでしたが、その分、どこか不穏で重たい雰囲気の朝焼けに。これはこれで悪くない。むしろ「今日はいろいろありそうだぞ」という空で、個人的にはかなり好みです。満足。
その後向かったのが大宮第二公園。インスタグラムで「梅が咲き始めている」という情報を見かけ、偵察がてら寄ってみました。すでに駐車場は開放されていて、人もそこそこ。私はというと、迷わず梅林へ直行。木によって咲き具合はまちまちでしたが、「お、これはしっかり咲いてるな」という木もあり、もう少しで本番、といった印象です。それでも枝ぶりのいいところを探しながら、しっかり撮影しました。
さらに園内では水仙も咲いていて、朝の光を使ってキラキラ玉ボケ撮影。朝からなかなか贅沢な時間です。プチ満足で帰宅。
朝食をとり、いよいよ五反田へ出発。助手席に座ることがほとんどないので、正直ちょっとドキドキしましたが、走り出してみると意外にも落ち着いた運転。安全確認もしっかりしていて、「あれ?思ったより上手じゃない?」というのが正直な感想です。私が免許を取った頃より、たぶんずっといい。交差点での車線変更など、都内ならではのポイントは多少気になりましたが、免許初日としては上出来でしょう。親ばか?ええ、自覚はあります。
90分ほどで会場に到着。息子がスノーボード用品を物色している間、私は車で待機。帰りは私が運転しようかと聞いてみたものの、「帰りも運転する」とのこと。おお、頼もしい。だったらこちらも、少しだけわがままを聞いてもらいましょう。
ということで、寄り道は2か所だけ。
まずは亀戸天神。ささささ〜っと車を降りて、10分ほど撮影。入口の梅、白梅、水仙など、ちょこちょこと咲いていて、「やっぱり今年は早いなぁ」と実感します。
続いて上野公園。これまたドンピシャな場所で停めてもらい、ささささささ〜っと10分撮影。噴水広場とアイスチューリップがいい感じでした。この“タッチアンドゴー撮影”方式、意外と優秀。都内は駐車料金も高いし、短時間集中型のほうが気楽かもしれません。今度、息子を専属ドライバーとしてアルバイト契約しようかしら、なんてことを考えつつ。
そんなこんなで、息子の運転練習に付き合いながら、合間に撮影も楽しめた一日。緊張と楽しさがほどよく混ざった、なかなか良い休日でした。
撮影日記 2026年1月11日 朝焼け不発、風は爆発、それでも満足な神奈川行
この日は朝から神奈川へ。
「朝焼けと梅の花の撮影をしよう!」という一日です。
前日は氷柱のライトアップを見て帰宅が遅かったにもかかわらず、朝4時起床。
我ながら、落ち着きがありません。せわしない人間です。あはは。
まずは稲村ヶ崎で朝焼けを狙います。
気合だけは十分。まだ暗いうちに出発し、いつものようにBOSSのカフェオレを購入。
そういえばクーポン、なくなりましたね。でもそのまま買います。
思うつぼです。完全に。
眠気をカフェオレでごまかしつつ、音楽はClipseの2025年のアルバム。
首都高、東名、そして「ここ、何回止められるの?」というくらい関所感のある高速を抜けて、現地へ近づきます。
……あれ?
星が、ない。
一個も、ない。
「日ごろの行い?」と一瞬だけ自分を疑いましたが、
はい、完全に曇りでした。
朝焼け?なにそれ?状態。
もういいです。
こういう日は、引きずらないのが大人です。
どうせそのうち晴れます。朝焼けはさっさと諦めて次へ。
というわけで、「撮影中に曇る」という災いを遠ざけるべく、
八方除で有名な寒川神社へ向かいます。
少し早いかな、開いてないかな、などと考えながら到着すると、なにやら様子がおかしい。
渋滞。
しかも、ただの渋滞じゃない。
そう、1月。
完全に時期をナメていました。
とんでもない人、人、人。八方除の列がとにかくすごい。
今回は時間の都合で八方除はできませんでしたが、しっかりお参りはさせていただきました。
「次はちゃんと来ます」と心の中で宣言。
境内は屋台がずらり。たこ焼き、焼きそば、あれもこれも。
この活気、久しぶりです。
朝焼けは見られなかったけれど、これはこれで良い時間。
さて、そろそろ晴れてきそうだな、ということで次は小田原フラワーガーデンへ。
梅と水仙が咲き始めていて、とても綺麗。
正直、毎年来ている気がします。
そして毎年、同じ小さなピンク色の梅の木を撮っている気もします。
でもいいんです。
好きな被写体は、何度撮ってもいい。
結構長居してしまい、次はどうする?
横須賀か、熱海か。
最終判断は、空を見て。
「今日は横須賀だな」ということで、ソレイユの丘へ向かいます。
その前に腹ごしらえ。
ラーメン食べたい欲が突然発生し、偶然見つけた「小田原タンメン総本店」。
名前からしてもう美味しそう。
小田原タンメンと揚げ焼きそばをシェアしましたが、これが大正解。
どちらも美味しい。
これは、確実にリピート案件です。
満腹になって再出発。
ソレイユの丘では、昨年撮れなかった「菜の花と富士山」にチャレンジです。
……が。
この日の神奈川県、風がとにかく強い。
強風というか、暴風。
カメラ構えると煽られるレベル。
シャッタースピードを上げて、なんとか対応。
正直、かなり苦戦しましたが、ギリギリ撮れた、という感じでしょうか。
そろそろ疲れてきたな、帰ろうかな、と思いつつ、
「一周してからにしよう」と園内を歩いていると、
一番奥の崖の上から見える海が、最高に綺麗。
風が強い分、波が荒い。
波しぶきが上がり、迫力満点。
ここでもたくさんシャッターを切りました。
さらに驚いたのが、浜辺に降りられること。知らなかった。
降りてみると、これはもう別世界。
迫力がありすぎて、ちょっと怖い。
水しぶきも飛んでくるし、カメラにも良くなさそうなので、ほどほどで退散。
朝焼けは見られなかったけれど、
花も、海も、風も、全部ひっくるめて満足な一日。
「思い通りにならない日ほど、記憶に残る」
そんなことを思いながら、帰路についたのでした。
撮影日記 2026年1月10日 車の点検から始まる氷柱フルコース、だいたい行き当たりばったり
この日は、疑いようのない快晴。
ただし午前11時から、練馬で愛車の一年点検という、夢もロマンも若干薄めの予定が入っていました。
ここ5年ほどで走行距離は約10万キロ。年2万キロペースです。走りすぎとも言えますが、その分、思い出も積算されています。よく働き、よく連れ回しているので、点検は大事。これはもう撮影前の準備運動みたいなものです。
午前中はブログ更新作業をコツコツ。
「よし、いい感じ」と思ったところで時計を見ると、もう出発時間。こういうのは毎回同じ展開です。
点検は約60分で無事終了。ついでに、ようやく息子が免許を取るので限定解除の更新も完了。
「ついに来たか」という感慨と、「これで運転を頼める日も近いな」という下心が、静かに同居します。
外に出ると、空はまだまだやる気満々。
「今日はこのまま帰る日じゃない」と、誰に言われたわけでもないのに確信。
午後からでも行けそうな場所……そうだ、秩父の三大氷柱だ。
気づけばナビに秩父。考える前に動くタイプです。
まずは三十槌(みそつち)の氷柱。
川沿いの崖に連なる氷柱は、相変わらず見事。気温も低く、空気が引き締まっています。
ここで気づく重大な事実。三脚を車に置いてきた。
一瞬、取りに戻るか悩みましたが、「まあ、今日は手持ち修行ということで」と即決。
結果、暗い・ブレる・言い訳が増える。
でも不思議と嫌な気分にはなりません。「今日はそういう日だな」と、妙に納得。
撮影後、売店で味噌を購入。
昔買って美味しかった記憶が一瞬で蘇りました。写真の設定は忘れるのに、味の記憶は一切ブレません。人間って不思議です。
次は尾ノ内渓谷の氷柱。
吊り橋、渓谷、氷柱。構図としては満点。
ただし三脚を立てられる場所がほぼない。
「ここだ」と思うと人の動線、「ここなら」と思うと足元が不安定。
自然はいつも、こちらを甘やかしません。でも、それが楽しい。
午後スタートなので、気づけば空は夕方色。
「急がないと」と言いながら、最後に向かったのが、あしがくぼの氷柱。ここはライトアップが本番。
秩父の夜は本当に暗いですが、その分、非日常感は抜群です。
三脚OKエリアを目指し、三脚と長靴を装備して歩きます。
正直、想像よりかなり歩きました。
「まだ?」を心の中で何度か呟いた頃、ようやく到着。
そこには、カラフルに輝く氷柱の世界。人は多いけれど、それも含めて冬のイベント感です。
三脚を立て、長時間露光に挑戦。
設定は半分勘。でも、シャッターを切るたびに少しずつ掴めてくる感覚があります。
写真って、ちゃんと向き合うと、ちゃんと応えてくれる気がします。
午後からの出発でしたが、夜まで粘って秩父三大氷柱を制覇。
帰りは道の駅でご飯を買い、車内で食べながら帰宅。
予定通りに進んだ部分は少なめ。でも、満足度は高め。
こういう一日があるから、また次も「とりあえず出かけてみる」んだと思います。
撮影日記 2026年1月3日 雪を越えて犬吠埼、正月休みはまだ終わらない
今年の正月休みは、なんと6日間。
社会人になってから数えても、なかなか記憶にない長さです。
2日と4日は自宅でのんびり&PC作業。ということは、その間に挟まれた3日は――動くしかない。
この日は、以前から計画していた千葉・犬吠埼で日の出撮影。
ところが、2日の夕方から川口市では本格的な雪。
しかも我が家の車はスタッドレスではない。「これは無理か…」と一度は諦めモード。
しかし夜のうちに雨が降り、その後は晴れ。
路面状況も問題なさそう。これは…いける。
ということで、またしても朝3時起床。休みの日の方が確実に早起きです。
高速道路は拍子抜けするほど雪なし。
「なんだ、余裕じゃん」と思ったのも束の間、犬吠埼が近づくにつれて、どんどん雪景色に。
これは慎重に…いや、超慎重に。ゆっくり、確実に進み、日の出少し前に無事到着。
3日ということもあり、人は思ったより少なめ。
そして目の前に広がる景色が、もう最高。夜のうちに降った雪が残り、
海、灯台、そして雪。なかなか見られない組み合わせに、テンションが一気に上がります。
気づけば、シャッターを切る手が止まりません。
寒さ?それは感じません。たぶん。
撮影後は、以前夏に訪れた満願寺へ少し立ち寄り、静かな境内を撮影してから北上。
続いて鹿島神宮でお参り。こちらは一転、人、人、人。さすがの人気ぶりです。
さらに北上し、国営ひたち海浜公園へ。園内を散歩しながら、アイスチューリップと蝋梅を撮影。
冬の花って、派手じゃないけど、しみじみ良い。
この日は深追いせず、早めに帰宅。振り返ってみると、
年末から年始にかけて、本当によく動いたなあと実感します。
この調子で一年、乗り切りたいところですが、
ひとつだけ現実的な問題が。写真、撮りすぎました。整理が……終わらない。
「4日は丸一日、写真整理だな」と思いつつも、
やっぱり、素敵な一日でした。
撮影日記 2026年1月1日 初日の出は曇天スタート、それでも奇跡は起きる
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、2025年12月31日の大みそかは、まさかの快活クラブで年越し。
車中泊よりは、さすがに安心感が段違いでした。文明ってすごい。
そして1月1日。前日に続き、起床は朝3時。
「ごごごご!」と謎の擬音を発しながら準備し、即出発。
思い立ったらすぐ動く、これが私のマイスタイルです。
向かうは、前日に急遽予定変更した田貫湖。
そう、今日は初日の出。とにかく混むと聞いていたのでビクビクしながら向かいましたが、到着が早めだったおかげで、なんとか駐車成功。
しかし周囲を見渡すと、人人人人……。
「みんな考えることは同じだな」と妙な連帯感が生まれます。
それはいいのですが、ここで最大の問題が発生。
曇ってる。いや、かなり曇ってる。さらに、雪?みぞれ?まで降り出す始末。
「え、元旦から?」一瞬、今年がもう終わった気分になりました。
ところがです。
奇跡的に、太陽が昇りそうな一部分だけ雲がない。
本当にそこだけ。まるでスポットライトを当てたかのように、そこから光が差し込み始めました。
徐々に明るくなる空。
神秘的な雰囲気の中、無事に初日の出を拝むことができて、もうそれだけで大満足。
日の出の瞬間は富士山とのコラボは叶いませんでしたが、太陽が昇るにつれて富士山の姿も現れ、結果オーライです。
この日は早めに帰宅し、家族でご飯を食べる約束があったので、そろそろ撤収。
…のはずが、ちょっとだけ寄り道。
帰り道の途中、以前から気になっていた大淵笹場へ。
新茶の季節に向けての下見です。
深緑の茶畑と富士山の組み合わせがとても美しく、思わず「また来るね」と心の中で約束。
東名、首都高(なぜか激混み)を乗り越え、お昼頃に帰宅。
ご飯を食べて、初詣にも行き、
こうして2026年の元旦は、静かに、でもしっかり満足な一日となりました。





































































































































































































































