撮影日記 2026年1月~6月:季節を撮り歩く関東の道

撮影日記 2026年1月11日 朝焼け不発、風は爆発、それでも満足な神奈川行
この日は朝から神奈川へ。
「朝焼けと梅の花の撮影をしよう!」という一日です。
前日は氷柱のライトアップを見て帰宅が遅かったにもかかわらず、朝4時起床。
我ながら、落ち着きがありません。せわしない人間です。あはは。
まずは稲村ヶ崎で朝焼けを狙います。
気合だけは十分。まだ暗いうちに出発し、いつものようにBOSSのカフェオレを購入。
そういえばクーポン、なくなりましたね。でもそのまま買います。
思うつぼです。完全に。
眠気をカフェオレでごまかしつつ、音楽はClipseの2025年のアルバム。
首都高、東名、そして「ここ、何回止められるの?」というくらい関所感のある高速を抜けて、現地へ近づきます。
……あれ?
星が、ない。
一個も、ない。
「日ごろの行い?」と一瞬だけ自分を疑いましたが、
はい、完全に曇りでした。
朝焼け?なにそれ?状態。
もういいです。
こういう日は、引きずらないのが大人です。
どうせそのうち晴れます。朝焼けはさっさと諦めて次へ。
というわけで、「撮影中に曇る」という災いを遠ざけるべく、
八方除で有名な寒川神社へ向かいます。
少し早いかな、開いてないかな、などと考えながら到着すると、なにやら様子がおかしい。
渋滞。
しかも、ただの渋滞じゃない。
そう、1月。
完全に時期をナメていました。
とんでもない人、人、人。八方除の列がとにかくすごい。
今回は時間の都合で八方除はできませんでしたが、しっかりお参りはさせていただきました。
「次はちゃんと来ます」と心の中で宣言。
境内は屋台がずらり。たこ焼き、焼きそば、あれもこれも。
この活気、久しぶりです。
朝焼けは見られなかったけれど、これはこれで良い時間。
さて、そろそろ晴れてきそうだな、ということで次は小田原フラワーガーデンへ。
梅と水仙が咲き始めていて、とても綺麗。
正直、毎年来ている気がします。
そして毎年、同じ小さなピンク色の梅の木を撮っている気もします。
でもいいんです。
好きな被写体は、何度撮ってもいい。
結構長居してしまい、次はどうする?
横須賀か、熱海か。
最終判断は、空を見て。
「今日は横須賀だな」ということで、ソレイユの丘へ向かいます。
その前に腹ごしらえ。
ラーメン食べたい欲が突然発生し、偶然見つけた「小田原タンメン総本店」。
名前からしてもう美味しそう。
小田原タンメンと揚げ焼きそばをシェアしましたが、これが大正解。
どちらも美味しい。
これは、確実にリピート案件です。
満腹になって再出発。
ソレイユの丘では、昨年撮れなかった「菜の花と富士山」にチャレンジです。
……が。
この日の神奈川県、風がとにかく強い。
強風というか、暴風。
カメラ構えると煽られるレベル。
シャッタースピードを上げて、なんとか対応。
正直、かなり苦戦しましたが、ギリギリ撮れた、という感じでしょうか。
そろそろ疲れてきたな、帰ろうかな、と思いつつ、
「一周してからにしよう」と園内を歩いていると、
一番奥の崖の上から見える海が、最高に綺麗。
風が強い分、波が荒い。
波しぶきが上がり、迫力満点。
ここでもたくさんシャッターを切りました。
さらに驚いたのが、浜辺に降りられること。知らなかった。
降りてみると、これはもう別世界。
迫力がありすぎて、ちょっと怖い。
水しぶきも飛んでくるし、カメラにも良くなさそうなので、ほどほどで退散。
朝焼けは見られなかったけれど、
花も、海も、風も、全部ひっくるめて満足な一日。
「思い通りにならない日ほど、記憶に残る」
そんなことを思いながら、帰路についたのでした。
撮影日記 2026年1月10日 車の点検から始まる氷柱フルコース、だいたい行き当たりばったり
この日は、疑いようのない快晴。
ただし午前11時から、練馬で愛車の一年点検という、夢もロマンも若干薄めの予定が入っていました。
ここ5年ほどで走行距離は約10万キロ。年2万キロペースです。走りすぎとも言えますが、その分、思い出も積算されています。よく働き、よく連れ回しているので、点検は大事。これはもう撮影前の準備運動みたいなものです。
午前中はブログ更新作業をコツコツ。
「よし、いい感じ」と思ったところで時計を見ると、もう出発時間。こういうのは毎回同じ展開です。
点検は約60分で無事終了。ついでに、ようやく息子が免許を取るので限定解除の更新も完了。
「ついに来たか」という感慨と、「これで運転を頼める日も近いな」という下心が、静かに同居します。
外に出ると、空はまだまだやる気満々。
「今日はこのまま帰る日じゃない」と、誰に言われたわけでもないのに確信。
午後からでも行けそうな場所……そうだ、秩父の三大氷柱だ。
気づけばナビに秩父。考える前に動くタイプです。
まずは三十槌(みそつち)の氷柱。
川沿いの崖に連なる氷柱は、相変わらず見事。気温も低く、空気が引き締まっています。
ここで気づく重大な事実。三脚を車に置いてきた。
一瞬、取りに戻るか悩みましたが、「まあ、今日は手持ち修行ということで」と即決。
結果、暗い・ブレる・言い訳が増える。
でも不思議と嫌な気分にはなりません。「今日はそういう日だな」と、妙に納得。
撮影後、売店で味噌を購入。
昔買って美味しかった記憶が一瞬で蘇りました。写真の設定は忘れるのに、味の記憶は一切ブレません。人間って不思議です。
次は尾ノ内渓谷の氷柱。
吊り橋、渓谷、氷柱。構図としては満点。
ただし三脚を立てられる場所がほぼない。
「ここだ」と思うと人の動線、「ここなら」と思うと足元が不安定。
自然はいつも、こちらを甘やかしません。でも、それが楽しい。
午後スタートなので、気づけば空は夕方色。
「急がないと」と言いながら、最後に向かったのが、あしがくぼの氷柱。ここはライトアップが本番。
秩父の夜は本当に暗いですが、その分、非日常感は抜群です。
三脚OKエリアを目指し、三脚と長靴を装備して歩きます。
正直、想像よりかなり歩きました。
「まだ?」を心の中で何度か呟いた頃、ようやく到着。
そこには、カラフルに輝く氷柱の世界。人は多いけれど、それも含めて冬のイベント感です。
三脚を立て、長時間露光に挑戦。
設定は半分勘。でも、シャッターを切るたびに少しずつ掴めてくる感覚があります。
写真って、ちゃんと向き合うと、ちゃんと応えてくれる気がします。
午後からの出発でしたが、夜まで粘って秩父三大氷柱を制覇。
帰りは道の駅でご飯を買い、車内で食べながら帰宅。
予定通りに進んだ部分は少なめ。でも、満足度は高め。
こういう一日があるから、また次も「とりあえず出かけてみる」んだと思います。
撮影日記 2026年1月3日 雪を越えて犬吠埼、正月休みはまだ終わらない
今年の正月休みは、なんと6日間。
社会人になってから数えても、なかなか記憶にない長さです。
2日と4日は自宅でのんびり&PC作業。ということは、その間に挟まれた3日は――動くしかない。
この日は、以前から計画していた千葉・犬吠埼で日の出撮影。
ところが、2日の夕方から川口市では本格的な雪。
しかも我が家の車はスタッドレスではない。「これは無理か…」と一度は諦めモード。
しかし夜のうちに雨が降り、その後は晴れ。
路面状況も問題なさそう。これは…いける。
ということで、またしても朝3時起床。休みの日の方が確実に早起きです。
高速道路は拍子抜けするほど雪なし。
「なんだ、余裕じゃん」と思ったのも束の間、犬吠埼が近づくにつれて、どんどん雪景色に。
これは慎重に…いや、超慎重に。ゆっくり、確実に進み、日の出少し前に無事到着。
3日ということもあり、人は思ったより少なめ。
そして目の前に広がる景色が、もう最高。夜のうちに降った雪が残り、
海、灯台、そして雪。なかなか見られない組み合わせに、テンションが一気に上がります。
気づけば、シャッターを切る手が止まりません。
寒さ?それは感じません。たぶん。
撮影後は、以前夏に訪れた満願寺へ少し立ち寄り、静かな境内を撮影してから北上。
続いて鹿島神宮でお参り。こちらは一転、人、人、人。さすがの人気ぶりです。
さらに北上し、国営ひたち海浜公園へ。園内を散歩しながら、アイスチューリップと蝋梅を撮影。
冬の花って、派手じゃないけど、しみじみ良い。
この日は深追いせず、早めに帰宅。振り返ってみると、
年末から年始にかけて、本当によく動いたなあと実感します。
この調子で一年、乗り切りたいところですが、
ひとつだけ現実的な問題が。写真、撮りすぎました。整理が……終わらない。
「4日は丸一日、写真整理だな」と思いつつも、
やっぱり、素敵な一日でした。
撮影日記 2026年1月1日 初日の出は曇天スタート、それでも奇跡は起きる
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、2025年12月31日の大みそかは、まさかの快活クラブで年越し。
車中泊よりは、さすがに安心感が段違いでした。文明ってすごい。
そして1月1日。前日に続き、起床は朝3時。
「ごごごご!」と謎の擬音を発しながら準備し、即出発。
思い立ったらすぐ動く、これが私のマイスタイルです。
向かうは、前日に急遽予定変更した田貫湖。
そう、今日は初日の出。とにかく混むと聞いていたのでビクビクしながら向かいましたが、到着が早めだったおかげで、なんとか駐車成功。
しかし周囲を見渡すと、人人人人……。
「みんな考えることは同じだな」と妙な連帯感が生まれます。
それはいいのですが、ここで最大の問題が発生。
曇ってる。いや、かなり曇ってる。さらに、雪?みぞれ?まで降り出す始末。
「え、元旦から?」一瞬、今年がもう終わった気分になりました。
ところがです。
奇跡的に、太陽が昇りそうな一部分だけ雲がない。
本当にそこだけ。まるでスポットライトを当てたかのように、そこから光が差し込み始めました。
徐々に明るくなる空。
神秘的な雰囲気の中、無事に初日の出を拝むことができて、もうそれだけで大満足。
日の出の瞬間は富士山とのコラボは叶いませんでしたが、太陽が昇るにつれて富士山の姿も現れ、結果オーライです。
この日は早めに帰宅し、家族でご飯を食べる約束があったので、そろそろ撤収。
…のはずが、ちょっとだけ寄り道。
帰り道の途中、以前から気になっていた大淵笹場へ。
新茶の季節に向けての下見です。
深緑の茶畑と富士山の組み合わせがとても美しく、思わず「また来るね」と心の中で約束。
東名、首都高(なぜか激混み)を乗り越え、お昼頃に帰宅。
ご飯を食べて、初詣にも行き、
こうして2026年の元旦は、静かに、でもしっかり満足な一日となりました。
























